俺の隣のすとーかーちゃん番外編 (ページ22)

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２－１０ページ22

シャワーを浴びて、いつものように潤くんと一緒のベッドに寝転がる。
恐ろしい事に、潤くんのベッドは。
男二人が寝転がっても十分な広さがあった。

「潤くん」

本を読み出そうとする潤くんを引き止めるように、名前を呼んだ。

「何ですか？」

潤くんは本から顔を上げて、俺を見る。

「俺、潤くんが好きだよ」

潤くんはふう、とため息をついた。

「・・・あなたが好きなのは櫻井さんでしょう？」

「そうだけど、潤くんも好き！」

「はいはい。わかりました」

「わかってない！俺がどんなに潤くんに感謝してるか・・・」

どうしたら、潤くんに返せるんだろう？

その時、潤くんの瞳がキラリと光ったように感じた。

「なら・・・抱かせてください」

「え？」

一瞬の出来事だった。
言葉の意味がわからないまま、俺は潤くんを見上げていた。
いつの間にか潤くんは俺に馬乗りになっていて、俺を見下ろしている。