俺の隣のすとーかーちゃん番外編 (ページ20)

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俺は立ち上がって潤くんの正面に行く。
ソファーに座って俺を見上げる潤くんは、綺麗で。
こんな顔見せたら、女なんて一発で落ちちゃうよ。
俺は潤くんの頬を触る。
これが翔ちゃんだったら・・・。
そう思ったら、潤くんの額に優しくキスをしていた。
これが潤くんの出した答えかどうか、わからない。

でも・・・愛しい。
翔ちゃんが、好きなんだ・・・。

ゆっくりゆっくりと、俺は潤くんの顔にキスを落とす。
潤くんの瞼にキスした時。
潤くんへの気持ちが溢れて・・・。
申し訳ない気持ちが溢れて・・・。
悲しくなった。
俺、潤くんにひどい事、してる。

こんな先輩で、ごめん。
情けない先輩で、ごめん。

涙でにじむ潤くんの顔。
でも俺は、潤くんの頬にキスしていく。
今、俺ができる感謝を、潤くんに込めて・・・。

そうして、最後まで触れなかった部分。
潤くんの、唇。
そこに触れた途端、何かが俺の中で目を覚ます。