【銀魂高校】突撃！隣の朝ご飯！！【高杉晋助】

突撃5　なんで僕――新八 ページ6

「ってことなんだけど」

どう思う？ とAは新八に聞いた。

「僕に言われてもわかんないんですけど」

「あー。確かにそんなんわかんなそうだわ。ごめん」

「あ、なんかすみません」



ある日の昼休み。新八とAは廊下で話し込んでいた。

話の内容は『ヤクルトを奪う新しい方法』。因みにAは、これをクラス全員＋教員に尋ねまくっている。

そして今回、白羽の矢がグサッと突き刺さったのが新八だった。

Aの目に眼鏡が映る。

「ホントさー何で皆協力してくんないのかなー。マンネリ化してきて、最近失敗してるんだよね助けろ眼鏡」

「宮河さん？！ 今眼鏡って……ていうか何で命令形？！」

流石ツッコミ担当……。

Aは内心感心しながら、新八の回答を待つ。

「……宮河さんは頭がいいから、考え付くんじゃないんですか？」

「お前丸投げしたな！ 考えるのやめたら人は皆死ぬんだぞ！！」

「アンタが先に止めたんだろうが！！」

ゔ、とつまるA。ゴホンと一つ咳払いをして、空気を元に戻そうと試みた。

「あのね。晋助もね、頭いいの。だからすぐ失敗するの。まあ、私のほうが頭いいけどね別にあいつに負けないし？」

「……なんか負け惜しみに聞こえますよ」

そんなこんなで、昼休み終了の予冷が鳴った。

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