【銀魂高校】突撃！隣の朝ご飯！！【高杉晋助】

突撃2　高杉は……サボリっと――銀八 ページ3

そしてなんやかんやで学校。

取り敢えずなんやかんやである。

「出席とんぞー」

教卓で気怠そうに言う彼――坂田銀八――は、順番を気にせず生徒の名前を言っていった。

「まずゴリラ―。動物園に帰ったかー？」

「先生！ 俺はゴリラじゃ……ウホッ」

そう言う近藤に向かって、銀八はバナナを投げた。案の定、ゴリラになる。

「神楽ー。……なに早弁してんの」

「せんせー！ わたしの国ではこれが普通アル！！」

「そうか。なら帰れ、国に。次、宮河ー」

「はーい。お菓子分けてくださーい」

「あ、それはできねぇわ。ハイ次ー。大串ー」

「先生、大串じゃなくて土方です」

「どっちも変わんねぇよ。沖田ー」

「せんせー。土方が死にやせーん」

「俺が知るか。眼鏡ー」

「それって完全に僕のことですよね？！」

「志村姉ー」

無視か！ 無視なのか！！ という新八の言葉を無視して、次々と名前を呼ぶ銀八。それに応える生徒。

そして、

「高杉ー。……あいつまたサボリ？」

そんなに俺のこと嫌いなのかなーと呟く銀八にかぶせて、予冷が鳴る。

「ということで、今日一発目は国語だ。きちんとジャンプ用意しておくことー」

そう言って、彼は教室を去っていった。

突撃3　だから言ってんだよ――土方→←突撃１　ヤクルトはなくてはならないもの――晋助

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す