Love Doctor 【エグゼイド短編１２】

思い描いていたゲーム【リクエスト】 ページ42

「もうそろそろ来る頃だな。」

パラドはやっていたゲームの電源を切りをポケットにしまい
立ち上がる
すると突然
グラファイトが口を開く「パラド、気になっていたんだが…」というと「なんだよ、グラファイト」と問い返す

グラファイト「ここに来る2人のうち1人はポッピーピポパポであと1人は誰なんだ」

パラド「会ってみればわかる。…お前もよく知ってる人物だ。」

グラファイト「俺がよく知る…？」

グラファイトは悩ましげな表情をしていると
ドアがガチャリと開いた

2人は目線をドアに向ける

入ってきたのは天ヶ崎とポッピーピポパポと
Aだった

パラドはポッピーを見て
「おかえり。」と言う
ポッピーは笑顔で「ただいま！」と答えた


パラド「と、Aもおかえり」

A「…」

グラファイト「もう1人はAだったのか…」

パラド「ほら、ただいまは？A」

パラドはAの目を見つめると

Aの胸がドクンと高鳴り
目に光が戻り洗脳が解ける

A「…っ！？」

パラド「目が覚めたか？おはよう」

A「パラド…！？なんで…それにここどこ！？」

周りを見渡す

グラファイト「ここは幻夢コーポレーション。よく来ていたお前ならわかるだろう」

A「…幻夢コーポレーション！？」

一体何が起こっているのかわからず
頭が混乱する

パラド「そう。今日はお前に報告したいことがあって来てもらった。」

A「報告…？」

パラド「嬉しい知らせ…」

仮面ライダークロニクルガシャットを見せ
ニヤリと笑みを浮かべる

A「それ…！！」

パラド「完成したぜ？仮面ライダークロニクル。」

A「うそ…！」

パラド「おかげさまで大人気だぜ。ゲンムとお前のおかげでな」


ピッとリモコンを持ちモニターに映像が映る
映っていたのは人々がガシャットで変身しバグスターと戦っているところだった

Aは驚いた表情をし「なに、これ…」とつぶやく

パラド「なにって…仮面ライダークロニクルだぜ？」

モニターを見続けていると

人々はバグスターに敗れ
消滅していくのが映った

A「これが…仮面ライダークロニクル…？」

パラド「あぁ。どうだ？思っていた通りのゲームだったか？」

Aは「違う…」とつぶやき

A「思い描いたゲームと違う…！違う、こんなの私が作ったゲームじゃない！」

続【終】→←ゲームを楽しもう【パラド、グラファイト、ポッピー】(終) リクエスト

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