Love Doctor 【エグゼイド短編】

貴利矢と 壇(ヤンデレ取り合い)リクエスト ページ50

夜中
一人道を
貴利矢は歩いていた

冷たい風が頬にあたる

貴利矢:さむ…

小さくつぶやき空を見ると
月が出ていた

？:…綺麗

聞いたことのある声に
ふと目の前を見ると
そこにいたのは


貴利矢:！…A。

A:…

貴利矢:こんな時間にどうしたの

明らかに様子がおかしいと
気づきAに近づくと

黎斗:おや、貴方は…九条貴利矢さん。


貴利矢:…どーも

A:…

貴利矢:…あの、聞くけどさ
…俺のAに何かした？

黎斗:…えぇ。まぁ

貴利矢:困るなぁ、俺のに手出すのは

黎斗:貴方のもの？…違いますよ
彼女はもう私のものです。…ね、Aさん

小さくうなずき
黎斗の元へ

貴利矢:…やってくれんじゃん。
でも自分あきらめないんで

黎斗:…諦めの悪い方ですね。

貴利矢:あとさ…きやすく触んないでもらえる？それにAは俺のそばに置いておかなきゃいけないんで、あんたには…渡せない



黎斗:彼女は私のそばにいるのがふさわしい

貴利矢:A、そんな奴のところいないで俺んとこ来なよ。

A:…貴…利矢…

黎斗:Aさん…？

Aは貴利矢の方を見つめる

貴利矢:おいで

すっと手を差し出し

A:…貴利矢…

手を差しだそうとするが
黎斗につかまれる

黎斗:Aさん

A:でも…

黎斗:ダメですよ


トンッと
首の裏を軽く叩く

Aは気を失い
倒れそうなところを受け止めた

貴利矢:…それ以上Aに手を出したら…

黎斗:私を消しますか？

貴利矢:…あたりまえでしょ

黎斗:なら、やってみてください。
貴方に私が倒せるかどうか

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