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Skr「アベは、6歳の時に戦争で親を亡くして孤児になった。けれど、勉強するのがすきだったようでたびたび私が開いていた青空教室に顔を出していたんだ。」
Iw「青空教室?かなりの若さじゃ。」
Skr「教える人がいなかったんだ。だから学校に行っていた私は、学校に行けない子供達に習ったことを教えてた。ここら一体は焼け野原だったから、かなり悲惨だったんだよね。」
サクライさんはそういうと窓から見える村を見て安心しているかのような顔をした。
Skr「青空教室の出会いで親密になって2年間私がアベの面倒を見てた。俺も家族を戦争で亡くして1人だったから、もう弟のように接してた。」
サクライさんの顔はアベの方に向いていた。
まるでお兄さん。少し、羨ましいような顔をしていた。
Skr「アベはかなり魔法を使うのがうまかったんだ。村でも小さいのにすごいと評判だったんだ。自慢の弟だったんだよ。
Fk「アベは植物の魔法なんかないぞ?」
Skr「、、、え?」
水をたくさん持ったフッカがサクライさんを見て立っていた。
フッカの言葉にサクライさんは疑問を感じている。
Skr「アベの魔法が植物じゃない、、、?どういう、、、。」
Nb「アベの魔法は、、、その、、、。」
言葉をいうべきか頭の中でぐるぐるとした。
アベは魔法を隠していた。
それをもしかしたら知らない人に言うのはやめたほうがいいかもしれない。そう感じたのだ。
しかし、その必要は無くなった。
Sk「あっ、、、!アベちゃん起きた!ふぇ、、、?なんで泣いてるの!?」
Dt「どうしたんだ?」
アベが起きたようだ。
俺たちうるさかった、、、?いやそれならごめんアベ。
けれど涙の意味は違うようだ。
Ab「俺、、、俺、、、。」
Fk「アベ?」
Ab「やだ、、、こんな力いらない、、、ッ!元に戻して、、、?」
Nb「元に、、、戻す?」
アベは涙を溜めて耳を塞ぎながら頭をブンブンとふり、体を震わせた。
何かに怯えている。
夢で何か見たのだろうか、、、。
Skr「アベ、、、?」
サクライさんがアベに言葉をかける。
その言葉に耳を傾けたアベは、サクライさんの顔をゆっくりと見た。
Ab「くッ!」
Sk「アベちゃん!?」
また頭痛だろうか。
アベは頭を強く抱える。
Ab「ッなにか、思い出せそう、、、。あなたは絶対、俺の、大切な人だ、、、。」
Skr「アベ、、、。」
Ab「あぁぁあ!!!!」
宿屋の一つの部屋に戦う声が鳴り響いていた。
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オレンジ - 話の続きが気になる (2021年11月22日 20時) (レス) @page41 id: e2bcb6c633 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Afure | 作成日時:2020年11月7日 18時