with PROOF-2nd- (ページ23)

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Nb「ロクマルファのジェシー、、、。」
Js『おっと！覚えてくれてたんだ！うれしー！』

心の底から絶対思っていないだろうという回答をするジェシー。
彼らの目的はなんだ。
コージか？
なら、コージを俺は守らなくちゃ。
だってここには俺しかいないんだから。

Kj「ほんで、なんのようやねん。俺か？」
？『うーん。そうだと言えばそう？だよね？』
？『あぁ。』

あぁ、でも今回はと日中にはいなかった赤い髪の男が口を開き、続けて俺の方を向いた。
そして人差し指を俺に向けた。

Nb「、、、なに？」
？『君をね、迎えにきたんだよ。、、、ショウタ(・・・・)くん。』
Nb「何で俺の名前、、、。」
？『ん？内緒。』

ビュゥゥゥウン

次の瞬間、凄まじい風が俺を襲う。
俺は反動で右手を自分の前で構えた。

風邪はすぐ止んだ。
目を開くと、さっきまで後ろにいた彼が何故か前にいた。

Nb「コージ！！」
Kj「ッ！！」
Js『ホクト、ナイスゥ。』
Hk『、、、。』

ホクトと呼ばれた彼の手には刃物がある。
その刃物はコージに向けられている。
いわば、人質。

Nb「卑怯だろ。」
Js『だって、ここまでしないときてくれないでしょ、ショウタくん。』
Nb「だから、なんで、俺の名前知ってんだよ！！」
？『ねぇ。それも込みで教えるから俺たちのとこにきてよ。来てくれたらコージくんに害を与えないって約束するし。』
Js『だってさ、ジュリが言ってるんだよ。間違いないよ？』

俺は口を噤む。
俺が向こうに行く以外の手段はないのか？
ここで魔法を使ったら6対1では絶対勝てないし、かといってコージ残して逃げるは絶対にない答えだ。
やはり、丸く収まるのは、、、俺が向こうに行くこと。

Jr『はい、どうする？』
Nb「わかったよ、いけばいいんだろ？」
Kj「ショッピー！？」
Js『うわぁ、分かる人だね！君は！』

ジェシーは手を叩いて喜ぶ。
赤い髪の毛のジュリと呼ばれているやつも、コージに刃物を向けているホクトというやつもニヤリと俺に向かってわらっている。
かなり不気味だ。
背中が凍りそうだ。

Js『じゃ。』

ジェシーは手をあげて合図のような素振りを見せる。
その瞬間前にいたホクトはコージの首に向かって手を挙げた。
案の定、コージはだらんと気絶する。

Nb「おまえっ！害を与えな、ッ！？！？」
？『後ろ、がら空き』

いつのまにか、日中タイガとよばれていた彼が後ろにいた。
隙を見せた俺が悪い。
視界がだんだんと狭くなる。

その後体が宙に浮いた気がした。