with PROOF-2nd- (ページ22)

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Nb「くっらいなぁ。」
Kj「そうやなぁ、まぁ、こんなもんやけど夜は。電気？やっけ、そんなえーもんうちにはあらへんし。」
Nb「え？でも、コージの家めっちゃ明るかったよ？」

あぁ、あれはとコージが立ち止まる。
そして、ふふっと笑った。

Kj「あれはね、俺の魔法なんよ。」
Nb「魔法？」
Kj「おん！」
Nb「何の魔法なの？」

知りたいー？とコージはにやつく。
なんなんだよとおれは心の中で思った。

Kj「でもね、俺の魔法昔からあんまり人に教えやんときって言われとって、、、なんや珍しいらしくて。俺自身は全然気にせんのやけど、周りがね。」

コージは腕を組む。
俺は不思議と何か親近感が湧いた。
するとコージはでもなぁ。と言葉を発した。

Kj「これから一緒に旅するならみんなには教えたいねんよな。なんかあったとき役立つかもやし。」
Nb「うーん。俺はコージのよ、ッ！？」

急に何故か、痣部分が疼いた。
もちろんコージは俺の状態はわからないだろう。
首をかしげた状態で俺を見ている。

Kj「どーしたん？」
Nb「ん？、、、いや。」
Kj「なんやの。」
Nb「いや、ちょっとね。」

旅をするならこちらこそ、言っておくべきなのかもしれない。
しかし、それよりも悪い予感の方がかってしまった。

ガサッ

追突に後方から何かがいるような、足音がした。
ふと、後ろを見たが何もいない。
俺は気のせいかと歩みを始めた。
しかし、その足は再びすぐに止まることとなる。

Kj「だれかおる？」

コージも何らかの気配に感づいたようだ。
低姿勢で状況を確認している。
俺らは背中合わせとなり、何かに備えた。

、

、

、

、

？「ほぉ、やるじゃん。」

暗闇から何者かが現れる。
俺の脳裏にはふと日中にいた奴のことが浮かんだ。
コージを傷つけていた奴らだ。

Nb「なんすか。また、コージになんかようですか？」
Kj「なんや。」

？『おやおや、かなり仲良くなったみたいだね。』
？『ほんとだー。昼とは違うね！』

日中は3人であったが、今回は6人いるように見える。
俺らはさらに体を寄せた。

？『いやーもう怖がらないで？仲良くしましょうよぉー。もう一度チャンスを持ってきたんだからさぁ』

日中にもサングラスをかけていた人が俺らに向かって微笑む。
コージは腰に携えていた短刀に手を伸ばしていた。

？『はぁ、、、。』
？『残念、反抗的だわ、ジェシーどーするよ。』
Js『うーん、どうしよっか。』

月明かりに照らされた俺たちの額にはスッと汗が流れていた。