with PROOF-2nd- (ページ18)

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Nb「ねぇ、コージ。」
Kj「はい？」

先ほどより赤くなっている目でコージは俺を見つめる。
彼は彼でとてつもない重荷を背負ってるんじゃないか、、、俺はふとそう感じた。
それならば、少しでもとってあげたい。
って、いつから俺はこんなにおせっかいになったのだろうか。

Nb「俺、コージのこと知りたい。」
Kj「へっ、、、？」
Fk「俺もショウタの意見に賛成かも。」

見切り発車で出た言葉に、みんなが頷く。
その状況にコージは目を丸くしていた。

Kj「俺のことなんかどーでもええんとちゃいま、、、。」
Nb「いや、俺は知りたい。だって、コージなんか辛そうなんだもん。」
Kj「ッ！辛そう、、、か、、、。」

コージは眉毛をハの字にして、軽く笑った。
そして自分の顔を手で覆う。

Ab「、、、無理じゃなければでいいんだよ？」

不安になったのかアベは静かにコージに語りかける。
俺たちはジッとコージを見つめた。

Kj「こんなん、はじめてや、、、。俺、どないしたらえーんやろ。」
Iw「コージが、楽になる方選びな。」
Kj「ヒカルくん、、、。」
Dt「どっちでもいいよ。」
Kj「ダテさん、、、。」

コージは悩んでいるのか再び顔を俯く。
しかし、そのかおはすぐに上がった。

Kj「俺、みんなに知ってもらいたい、、、。ほんで、助けてほしい。やから、聞いてほしい。ええですか？」

「「もちろん！」」

空は火が沈み始め、赤く染まり出していた。