第5章 真実の扉 ページ2
Nb「あー、、、つかれた。」
Dt「ショウタもう少しだよがんばって。」
オカダさんの診療所を後にした俺たちはホ○○ツ国からロクマルファへ足を進めていた。
どうやら俺たちは獣使いの村から真反対の道を突き進んでいたらしく、かつて進んでいた道を再び歩いている状態となっている。
アベはジャマスティエス王国の獣使いの村を出た後、カスピソール方面からロクマルファへいこうと考えていたようだ。
ホ○○ツはこの世界の最北。カスピソールは南。つまり完全な反対に行ってしまったのだ。
その事実を診療所で知ったのだが、アベには全力で謝られた。
そして今は、獣使いの村の前を通り過ぎジャマスティエス王国の中にある魔法士の村へ歩いているところだ。
って、俺めっちゃこの世界の土地に詳しくなってるじゃん!
優秀!
Sk「いやー、魔法士の村に向かうこと知ってたら俺教えたわ。」
Ab「あ、サクマ知ってるんだっけ。」
Sk「うん!真横だもん。」
Fk「あ、あれじゃね?」
Iw「ん?」
歩いている道の先に塔が立っているのが見える。
村というより、町に近い場所なのだろうか。
Ab「魔法士が沢山いるということは魔法の文献とか沢山あるんだろうなー!すっごく楽しみ!」
Fk「アベちゃんがこんなにテンション上がっているの珍しいな。」
Nb「はじめてみたわ。」
目を輝かせているアベ。
こんなに表情が表沙汰になっていることがすごく珍しいことだった。
興味ある点が「学び」ということにさすがアベだなとも感じる。
そびえ立つ塔は、俺たちにだんだんと近づいてくる。
そして近づくにつれて、村の景色もあらわになった。
Nb「獣使いの村のときとは大違いだな。」
Sk「おれっちの村だってめちゃめちゃ活気に溢れてたもん!!」
Nb「いや、俺知らないから。」
Sk「ちぇっ。」
Dt「もう、ショウタも子供みたいなことしないの。」
「お母さんかよ!」俺はリョウタに突っ込みそうになった。
サクマは俺に対してにまーと笑っていたため、ちょっと腹がたったので耳をひっぱっておいた。
Iw「よし!この門をくぐり抜けたら、目的地到着だ!!」
Fk「ヒカル全く疲れてないじゃん。」
Iw「まぁ、これくらいなら。」
Fk「やっば。」
ヒカルの言うとおり、村の入り口には大きな門がそびえたっていた。
門の下の方には「魔法士の村」と記されている。
俺たちは、到着への歓喜のあまり笑顔でその門をくぐりぬけた。
たった1人を除いて、、、。
Ab「くっ!頭が、、、!」
556人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オレンジ - 話の続きが気になる (2021年11月22日 20時) (レス) @page41 id: e2bcb6c633 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Afure | 作成日時:2020年11月7日 18時