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「別れてください」
私からこう切り出すのに時間はかからなかった
好きになるべき相手に
恐怖を抱いてしまったら
もう引き返せない
重「いつか、そう言われるんやろなって思っとったよ」
「え?」
重「このところ態度冷たかったし
オレのこと好きやないんやろうなって」
「ごめんなさい」
重「ええよ、むしろ気づいてて離してあげられんかったのはオレや」
不誠実な態度をとり続けた私を
怒りたかったと思うのに
重岡くんは最後まで優しかった
重「これからは元通り、中学同じのお友達として仲よくしようや」
「ありがとう」
今はまだできないけど
いつか思い出話として
一緒に話せる日が来るとええな
それまでは
さよならやな、重岡くん
初彼氏との恋人生活は
自分から終止符を打った
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作者名:カモミール | 作成日時:2018年1月7日 18時