さよなら ページ43
そして彼が私を逃がすわけもなく…
ドンドンドンドン!!
「っうわっ!!」
屋上のドアを叩いてくる。
TH「Aちゃーん?」
ドドドドドドドドドドドドン!!!
叩く激しさが増す。
TH「開〜け〜て〜?」
ヤバイヤバイヤバイっ…
怖すぎるよー…。
ホラーだよっ…。
TH「開けて開けて開けて開けて開けて開けて開けて」
ドドドドドドドドドドドドドドド!!
「きゃあああっ…。」
TH「アハハ。やっと開けてくれた♪」
最終的に彼の力づくで開けられてしまった。
TH「Aちゃん…。また俺の事避けてるの?どうして?」
「…あなた…。また人を殺したでしょ…。それに…。10股なんて…彼女が可哀想だよ。そんなあなたに私…すごく腹が立ったの。」
サイコパスだから人を殺しても許されると思っているの?
仕方ないで済むわけがない。
人を愛せないなら軽々しく付き合わないでほしい。
相手が可哀想だし、失礼だ。
その時。彼は
笑ったのだ。
TH「人はね?生きるためにご飯を食べる。人は食べる為に生き物を殺す。人は生き物を殺していいのに、どうして人は人を殺しちゃダメなの?フフ…。不公平だよ。人間だって生き物だ。殺して何が悪いの?」
「…あなたは…。殺して何を得るの…。それで満たされるの?」
TH「遊んでる時って、楽しいでしょ?もっと遊びたくなるでしょ?フフフ…。それと同じだよ。」
彼の本当の姿を
彼の恐ろしい内面を
私はただ体中に感じていた。
やはり、あの無邪気な笑顔や
優しさ、陽気な性格はすべてウソ。
「…もう…。今後私に近づかないで。話しかけないで。」
TH「え?どうして?」
「あなたとは仲良くなるなんて考えられない。」
TH「え!?急にどうして?」
「それと、グクやジミちゃんに何かしたら…私はあなたを一生許さないから。」
彼を置いて私は屋上から出た。
きっと母親の話も全部ウソだったんだ。
信じるなんてバカげてた。
もう関わらない。
すべてがウソだと思うと
勝手に涙が落ちていた。
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みかちょ - テテの画像めっちゃイケメン! (2019年3月31日 21時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
ソニ(プロフ) - お話面白いです!でもグクの表記がJGなのが少し気になります( ; ; )でも!お話面白いです! (2018年5月30日 23時) (レス) id: 727854f791 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - お米ちゃんさん» ありがとうございます( ^ω^ )続きをもっと頑張って書きますんで、これからも読んでくれたら嬉しいですo(*⌒―⌒*)oまた、コメント待ってます!! (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ(プロフ) - ふゆさん» コメントありがとうございます( ^ω^ )殺意ですか!?だ、誰に?!笑 大丈夫です。私もおかしいので。笑 ホントに嬉しいです(*^^*)ありがとうございます\(^^)/ (2016年10月16日 0時) (レス) id: 60b35057e0 (このIDを非表示/違反報告)
お米ちゃん - 面白いです!!続き読みたい( ^ω^ ) (2016年10月13日 17時) (レス) id: 7f5cca34a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒカリ | 作成日時:2016年5月30日 17時