痛い系夢小説を設定とストーリーはそのままで文才だけでカバーする

いつも通りの ページ2

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「唯舞さん、おはよ！」

真横から馴染んだ声が聞こえた。

「あっ、琉香(るか)ちゃん、おはよう！」

にこっと微笑みかけると、彼女もまた微笑み返してくれる。

琉香ちゃんは僕の高校での初めての友達。今では親友になっている。

彼女が僕に挨拶をするときは、心なしかいつも照れ臭そうに見える。多分気のせいだろう。

「ねぇねぇ、今日うちのクラスに転校生が来るって知ってる？」

琉香ちゃんが唐突にそう聞いてくる。

「え、そうなの？ 知らなかった！」

もちろんそんなことは知らないため、即座に否定する。

どんな子なのかなぁ……と僕は1人思いを巡らせた。

リーダーシップのある子？
元気はつらつな子？
優しい子？
それとも大人しい子？

どれだけ考えても新たな答えが次々と出てくる。

気づいたらかなりの時間が経っていたらしい。

「唯舞さん？ もう学校だよ……？」

「……あっ、ごめん、考え事してた。教えてくれてありがとう！」

勝手に妄想にふけっていた僕を、琉香ちゃんが引き戻してくれた。

お礼の気持ちを伝えると、彼女はまた照れ臭そうにしながら「どういたしまして」と呟いた。

学校にいるせいか、僕が笑うとかなりの方向から視線を感じる。

といっても悪い視線ではないから気にしていない。

その後も友達と挨拶を返したり何気ない世間話をしていく。

開けたばかりの窓から入るそよ風を浴びながら教室に向かっていく。

まだ見ぬ転校生への期待を膨らませながら。




ーーーーーーー

うーんこんな感じで良いのだろうか……。

正直こう言うTHE夢主!!みたいな子を扱ったことがないのでかなり不安……。というか正直かなり普遍的な子になっちゃってる気がする、なんでだ。()

「視線」っていうのはあれです、夢主が笑うと周りまで「きゅんっ」てなるあれです。
あるあるです。

こっから割と痛くてあるあるな感じのストーリーになるのでよろしくお願いします。

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