【銀魂】ヅラの観察日記 (桂小太郎)

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×月×日




今日はヅラの夢を見た。




子ヅラ「A!!松陽先生の元へ行くぞ！」



『おっけい、ヅラ』



子ヅラ「ヅラじゃないっ桂だ!!」



松陽「ふふっ、小太郎は名前で呼んでほしいのですね」



『…そうなの？』



子ヅラ「当たり前だろう」





すると松陽はまた ふふっ と笑う



それを見てヅラは松陽をぽかぽかと叩く





『松陽、なんでヅラは怒るの？』



松陽「それはね、小太郎がAのことを…」



子ヅラ「あぁぁぁぁぁ!!」



松陽「…内緒です」





結局松陽は教えてくれなかったけど



ヅラが楽しければいいと思った





『ヅラ』



子ヅラ「ヅラじゃないっ桂だ!!」



『…小太郎、ずっとそばにいてね』



子ヅラ「…なっ……あ、当たり前だろう」





そのとき松陽が微笑んでいた理由は



夢から覚めて初めて気がついた




『……ん』



ヅラ「起きたか、随分と幸せそうに寝ていたが」



『…小太郎』



ヅラ「…きゅ、急にどうした」



『ずっとそばにいてね』




──当たり前だろう





今も昔も変わらずに

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