メローネの妹【JOJO第五部】【暗チ】

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12年後


｢パパ。今日ですべて二階の本すべて読んだわ。｣

｢A、そうか。すごいな。｣


｢パパ。ありがとう。本を読ませてくれて。｣

｢孤児院では本を読ませてくれなかったのかい？｣

｢孤児院では、ほぼ難しい図鑑と物語はイソップのしか読んだことない。｣


｢そうなのか。｣


｢パパ。窓からこちらを眺めてくるのは誰？｣

父は窓のほうを振り向くと汗を異常なほど流しAのほうを向いた。

｢？誰もいないじゃないか。｣


｢ええ。だってあなたの真後ろにいるもの。｣


｢！？｣


父は汗を先ほどより汗をかき顔だったのが手にも汗を異常なほどかき父は汗を止めようとタオルをでハンカチをふくが止まらずハンカチがびしょびしょに濡れるほどだった。


｢パパ。脱水症状になるから水を持ってくるわ。｣


Aはキッチンからコップ一杯の水をくみ父に渡すと一気に飲み干した。その分体から大量の汗を出した。

｢塩水を持ってくるわ。冬なのに脱水症状なんておかしいわ。｣
-パパは気づいていないけど後ろの背中に張り付いた人型......昔みた人型に似ているわ。名前は確かスタンド。どうすれば昔のように出せるのかしら.......

Aはキッチンから水をくみ塩をひとつまみいれて父に渡すと父は一気に飲み干し汗は止まったかのように見えたが父は気を失い倒れた。


｢パパ？脱水症状？塩水を飲むという処置は間違っていないっ！なら、なぜっ！｣


｢おいおいおいっ！スタンド使いの子供なんて聞いてないぞっ！｣

｢.........?｣
-いきなりはいってきた！


男は父の近くにあったソファに座り上機嫌で父のしぼんだシルエットをなぞった。

｢おい。テメエ、スタンド使いなんだってなあ…｣


｢.........?｣
-スタンド使い？スタンド使いだけにスタンドは見える......昔、誰かにいわれた気がしたわ。


｢どんなスタンドを使えるかわからねえが俺のスタンドからは逃げきれねえ。例えどこにいようとも......だからよお。だからよお....このことを決して誰にも言うんじゃあねえぞっ。｣

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