【悪役令嬢】私シンデレラの姉なんですけど【ならぬ悪役姉】

ろりこんかよ！･･･で、でした？ ページ42

「ただいまー」



とてもスッキリした顔でクウォーツ先生が帰ってきた。



『･･･』



「あれ、引かれた･･･！？」



もしかして俺、まだイカ臭いか！？とかド変態なこと抜かすのでちょっと瞼を閉じる。



若い。多分まだ24くらいの男が何やってんだよ･･･。



「ごめんって！でもドリゼラ･･･君の母親に似ててちょっとえっちぃからさ！」



『セクハラですか！？』



「ええええこれでセクハラ！？」



ええ！？それでセクハラじゃないんですかぁ！？



「罵倒するならもっとしていいよ！！久しぶりに興奮する！！」



『いやいやいや！！国王にそんなことできませんって！！』



じりじりと近づく水嶋〇ロ似のイケメンにこんな恐怖を覚える日が来るとは！！



「好きだドリゼラ！もっとくれ！」



『ぎぃゃぁぁぁぁ！！』ﾊﾟｼﾝ!



とうとう私はやってしまった。



「人生で初めて打たれた･･･♡」



だが後悔はしていなかった



──────────



『まず、ぶったことは謝ります。申し訳ありません。』



「はい」



『償い、と言ってはなんですが、来月から来ません』



「来てねっ」ﾆｺﾆｺ



『来ません』



「来ます！」



『･･･』



「俺ドリゼラがいなきゃ耐えられないよ〜」



『ちょっと気持ち悪い』



「ただトランペットもうめちゃめちゃ上手いからな〜」



急に真面目な顔をしたもんだからちょっと照れる。



『そう･･･ですか？』



「うん。じゃあ卒業っていう扱いにする？」



『･･･』



そう考えると、さみしい。かも、しれない･･･



『やっぱり、ここに来たいです･･･』



「んー？聞こえにゃーい☆」



『ここに来させてください！お願いします！』



とても矛盾した話ではあるが、来た方が償いになるのかもしれない。



「やったー！じゃあ次回は･･･」



先生がそう言った瞬間、扉が開いた。



「おとう、さま･･･っ！？」



「あーアリス。どうした？っておいおいおい」



あの人間国宝アリスさんだった。のだが。



『ぇぇぇぇぇぇぇ』ｷﾞｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳ



「〜♪」



なんだこれは。

ありすくぉーつはくさっていました→←くうぉーつせんせいでした

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