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君が居なくなって ページ4

玄師side

君が居なくなってから色々考えた。


玄師「あぁ、そうだったね」

サヤ「玄師くん、大きくなったね」

玄師「そりゃあ、ね。あの時はお互いに子供だったから」

そう、子供だった。当たり前かもしれないが俺もサヤも大人になっていたんだ。
少しずつ変わっていく俺を君は笑ってくれるだろうか。


サヤ「それにしても玄師くん背が高いよ。それに大人っぽくなったし」

玄師「背が高いの気づいたらそうなってたから、サヤも大人っぽくなったと思うよ」

サヤ「そりゃあ、大人になりましたから」

それだけじゃないと俺は考えた。
きっと俺もそうだけど、サヤだって色々あったはずだ。


サヤ「そういえば、玄師くん。いつまで私の腕掴んでるの?逃げたりしないから離していいよ」

玄師「あ、ごめん。もしかして、痛かった?」

サヤ「そうじゃないけど…」

そう言ってサヤの声は小さくなった。
言いにくい事なら敢えて聞かない。
それを見て俺はゆっくり手を離した。

それよりももっと聞きたい事はあるから。
そして、また口を開いた。


玄師「サヤが居なくなってから色々考えたんだ。もう逢えないんじゃないかとか、サヤが突然居なくなった理由をずっと探してた」

サヤ「私が居なくなったのは玄師くんのせいじゃないよ。それにちゃんと今逢えたよ」

玄師「うん、分かってる。でも、もしかしたら俺にも何かあったんじゃないかってどうしても思ってしまう訳で」

俺を見てサヤは俯いて考えているようだった。そして、顔を上げてこう言った。


サヤ「玄師くん、此処ではなんだからちょっと彼処の喫茶店で話をしようか」

そう言って離した俺の手を取って喫茶店にむかった。


入った店内は空いていて落ち着けそうなレトロな喫茶店だなって思った。


玄師「この席でいい?」

サヤ「うん、此処で大丈夫」

そう言ってサヤは話を始めた。
レトロな雰囲気なテーブルの上には珈琲が2つ置かれていた。

理由1→←再開



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Tomo(*´∀`)(プロフ) - 現代に戻ります (2018年5月15日 17時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - そろそろ終盤に差し掛かってきた (2018年5月14日 18時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火ですね。 (2018年5月13日 12時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 久しぶりです。昨日からまた書き始めました。良かったらコメントお願いします。励みになります。 (2018年5月13日 11時) (レス) id: 7f50799304 (このIDを非表示/違反報告)
Tomo(*´∀`)(プロフ) - 打上花火を少し重ねています (2018年3月17日 9時) (レス) id: 13f8a09a65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tomo(*´∀`) | 作成日時:2017年6月8日 18時

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