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スヒョク「学級委員長、どうしちゃったんだよ。」
ナムラ「もう行く。」
ナムラはAの手を解き行こうとした。
オンジョ「ちょっと待って。グィナムはゾンビに噛まれたんでしょ。」
チョンサン「そうだって言ってんだろ。」
オンジョ「グィナムがゾンビになるのをみた?」
チョンサン「いや見てない。逃げるのに必死で。」
オンジョ「スヒョク、、グィナムに襲われたんだよね?」
スヒョク「あぁ。そうだよ。」
オンジョ「二人とも嘘つく理由なんかない。グィナムは噛まれてもゾンビにならなかったんじゃない?映画とかでも免疫を持ってる人っているでしょ。」
ジミン「でも噛もうとした。噛んでたかもしれないじゃん。どっちにしろ普通じゃないってことだよ。私は一緒に居たくない。」
A『ジミンっ。』
ジミン「なに?私、間違ってる?」
オンジョ「わからない。」
ジミン「だったら黙っててよね。」
A『ねぇ、お願い。もうやめて。ナムラが可哀想だよっ!どうして、、?そう簡単に見捨てれる訳?こんな大変な時に一緒に逃げて来た仲だよ?少しは情ってものはないの?私はそんな事できないっ。みんなが嫌って言うなら私はナムラと行動する。みんなとは一緒に行けない。…いこ、ナムラ。』
Aはナムラの手を握り引っ張った。
オンジョ「ちょっと、どこへ行くつもり?行かないでよ。」
オンジョがナムラの腕を掴んだ。
オンジョ「お願いっ、Aも待って。お願い。もう、誰も死なせたくない。」
A『あたしだって!!!あたしだってそうだよ。みんな友達だもんっ。でも、反対がいるようじゃ無理だよ。みんなが喧嘩するところも見たくないっ。みんな生きてここから逃げたいのに仲間割れしてちゃこの先誰か死ぬよっ?だったら、、、あたしたちはここを出て別行動した方がよっぽどマシ。私はナムラを置いては絶対に行かないっ!。ナムラを見捨てるくらいなら死んだ方がマシだから。』
ナムラはオンジョに向かってはっきり言うAを見て涙を流した。
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kana - めっちゃ面白いです!続き楽しみにしています! (2022年3月31日 23時) (レス) @page17 id: 0bdc726c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むーさん | 作成日時:2022年3月31日 23時