今、私たちの学校は 2 (ページ26)

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チョンサン「だれ？」

スヒョク「グィナムだよ。ほら不良の。」

チョンサン「ユン・グィナム？」

スヒョク「あぁ。」

チョンサン「ほんとうか？あのグィナムに噛まれたのか？」

チョンサンの問いかけにナムラは黙って頷いた。

チョンサン「ちゃんといえよ。」

スヒョク「本当だってばっ。」

チョンサン「グィナムはゾンビに噛まれてた。」

スヒョク「そんなはず、ないだろ。馬鹿なこと言うなよ。」

チョンサン「噛まれるところを見たんだよ。ゾンビに噛まれたらゾンビになる。だからグィナムに噛まれたらっ」

A『違うっ！！！』

大きな声に外にいるゾンビが反応した。

スヒョク「…グィナムはゾンビになってなかった。本当だよ。俺と普通に会話したんだ。」

A『私も、グィナムと会話したよっ。』

スヒョク「学級委員長も見てただろっ。あいつはゾンビじゃなかった。」

ナムラはAをどかしチョンサンに聞いた。

ナムラ「グィナムがゾンビに噛まれたってほんと？」

チョンサン「あぁ。」

ナムラ「じゃぁ、あたしもゾンビになるね。」

A『っ！！ナムラっ、、。何言ってるの、、。』

ナムラ「わたしっ、、、なんでもない。もう行くね。Aっ、、ありがとっ。」

A『っ、、、』

話がどんどん進んでいき教室から出ようとするナムラに頭がついていかなかった。

スヒョク「学級委員長。」

ナムラ「Aのことよろしくね。」

A『っ‼︎いっ、、やっ、、。』

そう言うとナムラの腕を掴んで引き留めた。

スヒョク「絶対ならない。学級委員長はならない。俺を信じないのか？」

スヒョクはみんなに聞いた。

チョンサン「グィナムが噛まれるのを見たんだ。俺とやり合った後に。」

スヒョク「俺もあいつとやり合った。だからちゃんとわかる。」

スヒョクはそういうと窓までいき手を握っていった。

スヒョク「みろ。ゾンビになったら噛めないように俺が窓から突き落とす。だから何も言うなっ。」

A『違うっ、、。そこまでスヒョクがする事ないよっ。ナムラが噛まれたのはあたしのせいなんだよっ。あたしがあの時止めてたら、、ナムラは噛まれてなかったんだからっ。
だからっ、、。』