6-2 ページ20
キィーンっ
ジミン「どうやってでるの!どっちみち行くとこないじゃん。」
ジミンの声が校内に響き渡った。
ナムラが何か思いつき録音室に入っていった。
ナムラは放送室のマイクを操作するとハウリングした。
みんな耳を抑え録音室に入った。
デス「くさっ。お前らよく平気だな。臭すぎる。」
ウジン「口で息しろっ。」
オンジョ「どうしたの?」
ナムラ「ここから出られるかもしれない。」
そういうとホワイトボードに書き込み作戦を考えた。
ナムラ「私たちはここ(放送室)、チョンサンはここ(音楽室)にいる。左のスピーカーだけで音楽を流せばゾンビたちは左に行くでしょ。私たちは右側の階段を使ってチョンサンを迎えに行ってから中央階段で屋上にいく。」
スヒョク「なんで屋上なの。」
A『ヘリコプターが飛び回ってるからだよ。』
Aはスヒョクの顔を見ずに答えた。
ナムラ「…。そう。屋上で火を起こせば助けに来てくれる。」
デス「でもゾンビはほんとにスピーカーの方に集まるかな?」
ジュニョン「集まるだろ。音に反応する。」
スヒョク「そうだな。少しの音でも集まってくる。」
オンジョ「特定のスピーカーだけで流したり出来るの?」
ナムラ「うん。食堂だけとか、図書室だけつければそっちに誘導できる。」
ヒョリョン「そっか、、1年の時、放送部にいたもんね。」
ナムラ「そう。ママに言われてね。」
デス「良さそうな作戦だけどどうやって音楽をかける。ネットがないからアプリも使えない。」
ナムラ「あれは?」
ナムラが指を指した。
デス「あれ?」
指を指した方をみんながみた。
デス「CDなんて古すぎる。いけるか?」
ナムラが機械を操作しスピーカーの音量を上げた。
校内にはハウリングした音が響いた。
51人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kana - めっちゃ面白いです!続き楽しみにしています! (2022年3月31日 23時) (レス) @page17 id: 0bdc726c7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むーさん | 作成日時:2022年3月31日 23時