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Aたちはチョンサンたちの戻りを待っていた。
ナムラ「世界には親をなくす方が悲しいって国もあるけど、大抵は子をなくす事を悲しむ。私たちの国はどっちだと思う?」
デス「どういう意味?」
ジュニョン「子をなくすと親は希望を失う。親をなくすと子は知恵を失う。希望と知恵どっちの方が価値があるかな。」
デス「、、、ん?」
デスはあまり分かっていなかった。
ナムラ「昨日からずっとあぁやってずっと飛び回ってる、、、助ける気ならとっくに助けてるはずだよ。」
ナムラはそういうと近くを飛び回ってるヘリを見つめた。
ナムラ「救助に来たとしても私たちは優先じゃない。わたしたちはそこまで大事な存在じゃないから。ただの生徒。」
しばらくするとスヒョクが戻ってきた。
デス「おー、スヒョク!」
ウジン「ハダス!」
Aは2人の声を聞き椅子から立ち上がった。
ウジン「平気?」
ヒョリョン「携帯は?」
オンジョ「チョンサンはどこ?」
スヒョク「…。」
オンジョがチョンサンが戻ってきていないことをスヒョクに聞くがスヒョクはなにも答えなかった。
オンジョは窓を覗きチョンサンがいないか確認をした。
オンジョ「どこなの?チョンサンは。」
スヒョク「職員室ではぐれたんだ。きっと無事だ。」
A『っ、、、。』
デス「はぐれたって?、、おい、マジかよ。」
デスとジュニョンは窓を覗きチョンサンの心配をした。
スヒョク「ごめんな。一人で戻って。」
オンジョは何も言わず黙っていた。
ヒョリョン「ねぇ、どうする?オンジョとチョンサン仲良かったから。」
その声にスヒョクがヒョリョンとジミンをみていた。
責任を感じてたスヒョクにAがスヒョクの制服の裾を引っ張った。
A『ねっ、ねぇ、、。チョンサンなら大丈夫だよ。絶対。信じなきゃ、、。』
スヒョク「…。ありがとな。俺もチョンサンなら大丈夫だと信じたい。」
A『チョンサンとはぐれたのはあれだけど。まずスヒョクが無事に戻ってきてくれて良かった。無事でいてくれてありがとう。だって、2人ともゾンビにやられたら、、、。チョンサンとはぐれたのはスヒョクのせいじゃないよ。まずはスヒョクの無事が確認出来ただけでも安心。チョンサンも絶対無事だよ。』
そう言いAはスヒョクに責任を感じないよう言った。
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kana - めっちゃ面白いです!続き楽しみにしています! (2022年3月31日 23時) (レス) @page17 id: 0bdc726c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むーさん | 作成日時:2022年3月31日 23時