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28話 ページ28

魔王「尾崎先生?これは何ですか??」

尾崎「うふふ〜♪何かしらねぇ〜」

魔王「喧嘩売ってます?買いますよ、高値で」

尾崎「きゃっ怒らないでまおー♡」

顔をしかめるまおーに対してニコニコと笑顔を見せる尾崎先生

まおーの持ってるローションに見覚えがあるのかあおちゃんは真っ赤に頬を彩った

あー…察した

てか、まおーの顔怖すぎ

魔王「どこでこれを…」

尾崎「ゴミ箱に捨ててあったの♡」

魔王「……なんで拾ってきた」

尾崎「面白そうだったから♡」

魔王「・・・」

尾崎「?、きゃっ⁉」

無言になったまおーを不思議そうに見ていたら、まおーは尾崎先生を背向けにして押し倒した

そしてその上にまおーがまたがり尾崎先生を動けないようにした

その光景に全生徒が目をギョッとさせた

尾崎「ちょっとまおー!何するのよ!!」

魔王「黙れババア、テメェが塗れっつたんだろ」

尾崎「誰がババアだ!!わぁ、紐取らないでぇ!!」

紐を解き尾崎先生の背中にローションを付ける

ローションの冷たさに体を反応させた尾崎先生をまおーを冷たい目で見下ろした

魔王「三十代手前の女教師が生徒の下にいるってどうなんですかねぇ?尾崎センセー」

ケイ「え、尾崎先生三十代手前だったの」

さー「年齢詐欺だろ」

王「お前ら黙れ」

嘘だぁ、あの尾崎先生が三十代手前?見た目完全二十代前半…

つか、そろそろまおー止めないとヤバい気がする完全スイッチ入ってるし…

絵面的にも

魔王「俺、人をいじるのは好きだけど…いじられるの嫌いなんだぜセンセー」

尾崎「ひぁっ、ごめんまおーちょっとやり過ぎたわ!!だから手を止めてぇぇえ!!」

魔王「ハハ、このまま表向けて前も塗ってあげようk、」

あお「真皇、ダメ!!」

あおちゃんがまおーにタックルした

あ、あれミゾに入ったやつだ…まおーが悶えてる

あお「真皇約束破ったら怒るよ!?」

ティル「そうよ!彼女以外は手を出さないんでしょ!!」

魔王「そぅ、だな…ぅん、」

王「見事に入ったな…痛い?」

魔王「死ぬほど痛い…肋折れてない?」

ケイ「カルシウムとるか?」

さー「そういう問題じゃない」

相当痛いらしく、声がいつもより小さい

ご愁傷様、まおー

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作者名:中原白也 | 作成日時:2018年2月27日 20時

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