｢芥川くんにそんなあだ名をつけた君たちは多分大物になるねぇ。｣「いや、気持ち悪いですよ」「貴様を殺す」 ページ11
男子用宿舎、と書かれたプレートのかかったドアの前に立つ。
(因みに、調査兵団に拾われてからここへ来るまでの二ヶ月間で、ある程度の読み書きはできるようになった。)
「私、枕投げしたい」
「手前、自分が成人してること忘れんじゃねえぞ」
開けますね、と芥川くんがドアノブに手をかけた瞬間、 勢いよくドアが開いた。
「うぉ！すまねえな、リュウ！…後ろのヤツは走らされてたヤツか？」
「嗚呼。其処に居られると太宰さんが部屋に入れない。退け。」
はいはい、と坊主刈りの男の子が端に避ける。
「俺はコニー！コニー・スプリンガー。よろしくな！」
「あぁ、逆だった子？」
「それを言うな！痛かったんだぜ、アレ！」
部屋には二段ベッドがずらりと並び、真ん中には大きめの机が置いてある。
「あ、俺トイレ行きたかったんだわ。後は頼むな！」
そういうなり走り出したコニーを呆然として見送っていると別の子が近づいてきた。
「消灯時間まで時間もあるし、自己紹介とか……どうかな？」
「そうだな、確かに得体の知れないまま同じ部屋で寝るのは気持ちわりぃしな。」
「ジャン！年上なんだから……君ってやつは！」
「固いこと言うなよ、マルコ」
馬っぽい顔をした子がジャン、ソバカスの男の子の名はマルコというらしい。
頭の中にぴーひゃらぴーひゃらぱっぱぱららーと、懐かしいメロディーが流れる。
「えーっと、リュウから大体のことは聞いたんだけど……まぁそこに座りなよ。僕の名前はマルコ・ボット。君たちは？」
「私は太宰 治。ダザイとでも呼んでくれ。……先程から気になっていたのだけれど、リュウって言うのは芥川くんのことかい？」
「アクタガワやリュウノスケ、だと言い難い様だったので勝手に呼べと言ったらそのような呼び方に。」
「なんか気持ち悪……」
横から答えた芥川くんに敦くんが呟く。
一寸の間も無く取っ組み合いが始まる。
敦くん、芥川くんにだけ対して酷い言い様だねぇ……
「オイオイ……初日からやめろよ…」
「ジャン、お前が言えることじゃねぇだろ！」
「あぁ？お前に言われたくはねぇな、エレン。」
と、止めないの？と、気弱そうな男の子が話しかけてきた。
確かにこのまま続けさせるのは懸命な判断とは言えない。
「はいはい、そこまで！備品でも壊したらどうするつもりなんだい？」
私が触れると同時に敦くんの虎化が、芥川くんの布の刃が消滅した。
何しても やっぱり走るよ 私たち 〜五七五調〜→←死ぬ寸前まで走り終わったあとのパァン！
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ゆきな(プロフ) - 何かライナー達太宰さん殺そうとしそうだな〜(まぁそんなことしようとしたら私が削ぎに行くけど←)…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年6月23日 22時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ノリノリヴァイ兵長 - 続きが気になって夜しさ眠れない (2019年5月17日 22時) (レス) id: 774b26561f (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - えっ?!あれズラなの？まあ、そういうことにしときましょうか(^○^)←これからも頑張って下さい(まだ崩壊するんですか？) (2017年7月5日 0時) (レス) id: c10de46325 (このIDを非表示/違反報告)
フリスク(プロフ) - ひかるさん» ありがとうございます！！！亀更新ですが飽きずに見てやってくださいwえ？ヅラジャナイノ？？ww (2017年6月24日 22時) (レス) id: 924594deae (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - ヅラヴィンwwwwwww更新頑張って下さい＼(^o^)／ (2017年6月24日 20時) (レス) id: c10de46325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フリスク | 作成日時：2017年5月26日 21時
