これは一体どういう状況だい？ それより目の前にいるこの大きいのは何だろう？ ページ2
「痛ってェ……」
「参ったねえ、どうしようか」
「……」
「というか、ここどこですか！？」
先ずは落ち着こう。
一つ一つ記憶を辿っていく。
ふむ。なんとなくだが想像はついた。
つまり、この状況は……
ねぇ、と周りをキョロキョロと見渡す3人に声をかける。
「仮説でしかないんだけれども、聞いてくれるかい？」
ズシン。
口を開くと同時に何かの音が響いた。
いや、音と言うより地響き、そういった方が正しいか…
4人でそろそろと後ろを振り向く。
「な、なんだこいつ……」
目の前に現れたのは人間、と言うには少しばかり、大きすぎる何かだった。
「に、逃げろぉぉ！！！！！！！」
わぁ。芥川くんがあんなに取り乱しているのを見るのは初めてだよ。
「太宰さん！！！死にたいんですか！！！」
まぁまぁ、敦くん。
普通に考えてこんなモノが存在している訳がない。
きっと異能生命体だr
違うみたいだ。現に私はこいつの手の中。
まぁ、この変な生き物？に喰われて死ぬのも……
良くない！！！
私は美女と心中したいんだ！
「敦くん！！私はまだ死ねないよ！！！」
「だから言ったじゃないですかぁ！！」
「動くなよ」
いきなり目の端を緑色が横切った。
次の瞬間、私は無事に地面に足を着けていた。
助かった…のだよね？
「聞きてぇことは山ほどあるが……」
先ほど横切った緑はどうやら目の前の彼が羽織っているマントの色のようだ。
それにしてもちっちゃいなぁ、この人。
中也といい勝負だ。
「…いいな？」
「御免、聞いていなかった」
「……」無言で刀の様なものを取り出された。
「まぁ待てリヴァイ。先ずは話を聞いてからだ。」
別の声。馬に乗っている男が近づいてきた。
…馬？文明の発達したこの時代に？
この世界は、何かおかしい。
「太宰さん、取り敢えずこの人たちに着いていきましょう」
いつの間にか馬を乗りこなしている芥川くんに促され手綱を掴んだ。
「今日の壁外調査はここで終了だ！想定外のことが起きた！」
前の方でこの謎の緑マントの団体を仕切る声を聞きながら後ろを振り向く。
3人とも落ち着いているな……
いや、落ち着いているんじゃなくて考えることを放棄しているのかな？
素早く脳内会議を開く。
会議は思考を停止させることを決定し、数十秒で閉会となった。
笑う分隊長は右の横っ腹にストレートをくらう→←お話は謎の戦闘シーンから始まります
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ゆきな(プロフ) - 何かライナー達太宰さん殺そうとしそうだな〜(まぁそんなことしようとしたら私が削ぎに行くけど←)…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年6月23日 22時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ノリノリヴァイ兵長 - 続きが気になって夜しさ眠れない (2019年5月17日 22時) (レス) id: 774b26561f (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - えっ?!あれズラなの？まあ、そういうことにしときましょうか(^○^)←これからも頑張って下さい(まだ崩壊するんですか？) (2017年7月5日 0時) (レス) id: c10de46325 (このIDを非表示/違反報告)
フリスク(プロフ) - ひかるさん» ありがとうございます！！！亀更新ですが飽きずに見てやってくださいwえ？ヅラジャナイノ？？ww (2017年6月24日 22時) (レス) id: 924594deae (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - ヅラヴィンwwwwwww更新頑張って下さい＼(^o^)／ (2017年6月24日 20時) (レス) id: c10de46325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フリスク | 作成日時：2017年5月26日 21時
