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「 A、どしたの？…ってこれ何回目だよ笑 」
「 あの…さ、」
聞く？今聞いちゃう？
…でもなあ、…いや、聞くしか…ない、？
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「 顕嵐くん……転校、するの？ 」
「 …は、え！？なんで！！？ 」
…なんでってこっちの台詞なんだけど、、
.
「 いや…、廉くんからの通知…見ちゃった、から 」
「 廉？ 」
「 転校するんでしょ？…顕嵐くん 」
「 …は、俺？俺はしないよ転校なんて。
Aが転校するって言ったのかと思った、」
……いや、ほんとに何。
わけがわからなさすぎて困惑する。
まず私の「 転校するの？ 」を「 転校するの 」だと思ってた顕嵐くんに驚いたんだけど。
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「 …えっと、？
じゃあ廉くんがLINEで言ってたのは… 」
「 ………これのこと？ 」
「 あ、これこれ…って、なんだ… 」
トーク画面を見れば、会話相手は廉くんだけじゃなく
他に複数いるグループトークだった。
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「 …転校すんのはAの全然知らないやつ。
もしかしてさっきからそれで泣いたりしてた？ 」
「 ……… 」
「 …ふはっ、なーんだ。
ま、誤解解けたしよかったよかった 」
優しく笑う顕嵐くんに、
小さな声で 勝手に見てごめんね と言うと
.
.
「 ふふ、なんかカレカノみたいっ 」
.
.
こんなこと言ってくるから、
自分の顔が熱くなる感覚がすぐ伝わった。
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作者名：れんこん | 作成日時：2017年1月31日 14時
