寝顔 ページ2
明日,仕事じゃなかったらいいのになー,,,
私もちょっと眠いけど,
2人でいる時間がもったいなくて眠れない。
肩に寄りかかった太輔くんの頭にそっと私も頭を少し寄せる。
ん?
って…あれ…?
太輔くん…ホントに寝てる?
もたれかかってる太輔くんをのぞき込んだ。
スッてキレイな寝顔。
「太輔くん。寝てる?」
小さく呟いて,彼の顔をのぞきこみながら,
そっと頬をツンって指で押してみる。
途端に,太輔くんが目をパチッて開いて,
のぞき込んでた私と目が合った。
「わっ!ごめん。起こしちゃった」
「ずっと起きてたよ 笑」
ツンってした方の手をぎゅって掴まれた。
もういきなり目あけるから
めっちゃびっくりするーーー!
太輔くんは,そのまま身体を起こすとその勢いで私を掴んだ手をグッて引き寄せる。
「キャっ」
「捕まえた」
囁くようにそう言って,
吸い込まれそうな眼差しでじっと私の目をみつめてくる。
恥ずかしくてその眼差しに目を逸らしたくても
太輔くんは離してくれない。
一瞬優しい目をして,
少し開いた彼の唇が近付く。
そのまま…
身体がソファの上へ倒れていく。
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作者名:chie | 作成日時:2017年8月9日 1時