右隣り ページ6
その日をきっかけに
お店で時々顔を合わす度に
どちらとも無く軽く会釈の挨拶をするようになった。
話しかけるのも変だし,お互い自分の時間を過ごしに来ているのが何となくわかるから,邪魔をしないのがちょうどいい。
でも,なんか顔見知りってゆーか知ってる人が出来てうれしい。
ある日ー。
初めて会釈を交わした日と同じ様に,私のいつものソファ席が空いてなくてカウンターに座っていると ,
彼もまた夜中24:30を過ぎた頃お店に来た。
あいにく彼がいつも座るソファ席も埋まっていて,
マスターが,カウンターでもいいかなって,
私の右隣の奥側の席を勧めると,
彼は私の隣のひとつ空けた席に座った。
わ、、、初めてこんな近くになった。
席に座ろうとした彼と目が合って,
私は軽くペコリと頭を下げながら
「こんばんは」と初めて挨拶をした。
「こんばんは」
彼も軽くペコリと、少し小さめの声で挨拶をしてくれた。
微笑んだ目元と少し上がった頬のプクッとしたラインが優しい。
やっぱりキレイな顔立ち。
そして,いい香り。
彼はブラックを注文し,マスターが丁寧に淹れてくれたコーヒーを口にすると
「おいし…」と呟いた。
「へぇ…このアルバムいいですね〜」
「でしょ?これオススメですよ」
マスターがBGMに流している曲が入ってるアルバムを私に見せてくれながら,2人で話している会話を,彼も少し聞いている様に目線を上げた。
「この曲,僕も好きです。」
彼が私とマスターの会話に加わるみたいに答えた。
「そうなんですか!」
「私も好きなんです!」
マスターも私もニッコリ笑いながら彼の方を見た。
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鈴奈(プロフ) - 夜が明けるまでキュンキュンで泣いちゃいました!パスワードになってる5も是非見たいのです! (2016年2月19日 17時) (レス) id: 393967b0a1 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 沙織さん» 沙織さん★コメントありがとうございます^ ^全シリーズ読んで下さってとっても嬉しいです(*^^*)しばらくの間,公開を休止しています…>_<…皆さまに読んで頂けるかなと思ったら,また公開しようと思ってます。その時は,また遊びに来て下さいね(*^^*) (2015年12月17日 8時) (レス) id: 69a9d75286 (このIDを非表示/違反報告)
沙織(プロフ) - 夜が明けるまで全シリーズ読ませていただきました!ヒヤヒヤする部分もあればうっとりする部分もあって読みがいがあります!なので5シリーズのパスを教えていただきよませていただきたいです!よろしくお願いします!! (2015年12月12日 0時) (レス) id: b29213c1cd (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 由貴さん» 由貴さん★コメントありがとうございます♪♪(*^_^*)私もたいぴー大好きです(つω`*)今後ともよろしくお願いします♪ (2015年9月9日 0時) (レス) id: 69a9d75286 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは凄く良いですね!!続きが気になります!!太ちゃん大好きです♪ (2015年9月8日 21時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chie | 作成日時:2015年8月22日 23時