AM3:30 �� ページ18
ーーーーーーーーーー
部屋のドアを開けようとした時，デニムの後ろポケットで携帯が鳴る。
彼女かな。
少し期待してる俺。
画面をチェックする。
やっぱり彼女だ。
ー太輔くん
さっき着きました。こちらこそ楽しかったです。また是非お茶しましょうね！
ベルちゃんの写メありがとう！Aー
俺が送ったベルの写メを早速待ち受けにしたスクロールショットの写真が一緒に送られてきた。
彼女らしいな(笑)
２ヶ月ぶりに店で彼女と顔を合わせた。
あれから２度ほど店に寄ったけど，彼女はいなくて…
残念。って，どこかで思う自分がいる。
ここのところ…仕事も詰まってたから，あんまり自分の時間もなかった。
めまぐるしくスケジュールに追われる毎日もありがたい事で感謝してるんだけど。
この間，彼女はどうしていたんだろう。
いつもと同じように迎えてくれるマスター。
そして，いつもと何も変わらない彼女。
今日は彼女と話したくて，自分から彼女がいる席に座った。
顔を上げた彼女の顔を見てホッとしてる自分がいる。
彼女は，俺が少し痩せたことに気付いてくれた。
痩せたと言うより，やつれたの方が近いかも。
彼女が普段どんな風に過ごしているのか知りたくなった。
自分とは違う生活だから？
興味？
気になるから？
理由を深く考えるのはやめとこう。
彼女がSNSを見せてくれた。
彼女の日常が沢山写っていた。
新鮮な気分。
彼女は日常を毎日キチンと暮らしている。
友達とホームパーティーをしたり，友達の赤ちゃんを見に行ったり，仕事帰りに習い事したり。
気兼ねなく報告しあったり，友達や周りの人達との繋がりを大事にしたり…
素直にいいな。と思った。
何気ない出来事の積み重ねは決して退屈なものじゃない。
ってことを，彼女が教えてくれた。
何より楽しく彼女が俺に自分の日常を教えてくれたり見せてくれたのが嬉しかった。
きっと友達の前でも，彼女はこんな人なんだろう。
楽しくなって，俺の写真も見せた。
仲間内にしか見せない部分を
彼女に見せることに警戒がなかった。
別に彼女が特別何かするとは思わなかったから。
思った通り，俺の写真や話に楽しそうなリアクションをしてくれる。
ただ，それだけ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 413人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴奈(プロフ) - 夜が明けるまでキュンキュンで泣いちゃいました！パスワードになってる5も是非見たいのです！ (2016年2月19日 17時) (
レス) id: 393967b0a1 (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 沙織さん» 沙織さん★コメントありがとうございます^ ^全シリーズ読んで下さってとっても嬉しいです(*^^*)しばらくの間，公開を休止しています…>_<…皆さまに読んで頂けるかなと思ったら，また公開しようと思ってます。その時は，また遊びに来て下さいね(*^^*) (2015年12月17日 8時) (レス) id: 69a9d75286 (このIDを非表示/違反報告)
沙織(プロフ) - 夜が明けるまで全シリーズ読ませていただきました！ヒヤヒヤする部分もあればうっとりする部分もあって読みがいがあります！なので5シリーズのパスを教えていただきよませていただきたいです！よろしくお願いします！！ (2015年12月12日 0時) (レス) id: b29213c1cd (このIDを非表示/違反報告)
chie(プロフ) - 由貴さん» 由貴さん★コメントありがとうございます♪♪(*^_^*)私もたいぴー大好きです(つω`*)今後ともよろしくお願いします♪ (2015年9月9日 0時) (レス) id: 69a9d75286 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは凄く良いですね!!続きが気になります!!太ちゃん大好きです♪ (2015年9月8日 21時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chie | 作成日時：2015年8月22日 23時
