〜上空の紅玉-紅玉side-〜 ページ39
「はあ･･･。」
紅覇に全てを明かした紅玉は、バルバッドへ嫁ぎに行くために、『閻心』『閻体』、『閻技』、そして
夏黄文ら従者を魔法道具の絨毯(じゅうたん)に乗せて飛んでいた。
紅覇に事情を話した後、バルバッドに行く時間にすぐになってしまい、紅覇とAの元を
離れなければならなくなってしまったのだ。
あれから二日。Aちゃんはどうしているのかしら･･･。怒っているかしら。それとも、
まだ目を覚ましていないかもしれないわぁ･･･。わたくしAちゃんに酷いこと･･･。
…でも待って?わたくしは『お友達になって』と言っただけよぉ！それに何もしてないし･･･。
だからわたくしのせいでは無いのではなくって?
･･･そうよぉ！わたくしは何もしていないのだから、わたくしのせいではないわぁ!
･･････何も･･･していないの･･･だから･･･。･･･でも、もし･･･Aちゃんが嫌がることを
わたくしが言ってしまったのだとしたら･･･。
「･･･め、･･･うぎょく姫･･･、紅玉姫!!」
「??!!!」
夏黄文の声に肩を跳ねさせた。
「･･･な･･･なぁに？夏黄文〜？」
「･･･顔色が悪い様でしたので･･･。平気でありますか?」
夏黄文は心配そうに紅玉の顔を覗き込む。
「だ、大丈夫よぉ!ジュダルちゃんは今頃どうしているかと考えていただけよお!」
紅玉はへらへらと笑って見せた。
「そうでありますか。神官殿はA殿の鍛錬にお付き合いなされておられますので、遅れて来るので大丈夫でありますよ。」
「･･････ええ。」
上空の旅はまだまだ続いた。
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紅妃(プロフ) - メロディーさん» コメント有り難う御座います!元ネタ知ってる方がいらっしゃったとは…!これからも精進します! (2017年1月29日 21時) (
レス) id: 801b9c3ad4 (このIDを非表示/違反報告)
メロディー - チルノのパーフェクト算数教室みたいで面白いですね(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2017年1月29日 21時) (レス) id: b58b8e3224 (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - 読者の皆様へ:とうとう西暦2015年と年が明けましたね。｢明けまして｣の方も、そうでない方も、今年もどうぞ私目のこの作品たちを宜しく御願い致します!! (2015年1月1日 20時) (携帯から) (レス) id: f306100cbd (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - 読者の皆様へ:いつも語愛読有難う御座います！最近、お気に入り十人超えをし、心からとても嬉しく思っております。次の更新は年明けになります。来年も宜しく御願い致します。 (2014年12月28日 23時) (携帯から) (レス) id: f306100cbd (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - みき（元るう）さん» 有り難う御座います! (2014年12月18日 16時) (レス) id: 3395f9a301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅妃 | 作成日時：2014年7月15日 18時
