HAPPY VALENTINE'S DAY(マサイ編) ページ7
バレンタイン当日。
朝からなんだか声をかけられる。
他のクラスの知らない女子からも、告られる。
(マサイ「嬉しいけど、ちょっと面倒だな。・・・しかも本命からもらえるとかわからんから」)
昼休み。ダーマと話そうと席を立つと、みずほから声をかけられた
みずほ「マサイくん、ちょいといい?」
文化祭以来、時々デザインの話をすることがあったから、その話だろうと、振り向くと、箱を2つ持って立っていた。
みずほ「こっちは、私達7人から今までのお礼ね。義理チョコで悪いんだけど。・・・で、こっちは私から。」
マサイは淡々と渡されたチョコに呆然としてしまった。慌ててみずほに声をかける。
マサイ「え、本当?え?まじで?ありがとう。本当にありがとう」
声の響くマサイに、みずほが逆に驚いた。
みずほ「マサイくん、声でかいって。・・・大したもんじゃないから」
そう言ってみずほは自分のクラスに戻っていった。
マサイがチョコの箱を持ってぼーとみずほの後ろ姿をみていると、通りかかったAが声をかける
A「あ、みずほからもらったんだ。それさ、中をみてね。あのこさ、ほんと天邪鬼(笑)」
そう言われ、マサイはすぐに箱を開けた。
1つの方は星型のチョコにTHANKSの文字、もう一つはハート型のチョコにLOVE MASAIの文字。
マサイ「え〜!!まじで?これ、ほんと?」
近くに席のンダホも覗き込むと、マサイの肩をバシバシ叩いた
ンダホ「マサイ!!これって本命じゃん!やったじゃん」
マサイは信じられない様子でそのチョコを眺めた後、大事に持って帰った。
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作者名:danchan | 作成日時:2023年8月11日 22時