【APヘタリア】あいつらマジうぜえ2

76話 ページ35

「おー、やっとるやっとる」

お外でジュリアちゃんとアーサーのランデヴー。

「Aちゃんって人の告白現場覗き見するのが生き甲斐なのかな？前もこういう事あったよね？」

「やめてくださいよ先輩………アレは事故です」

「三ヶ月前のアレとか二週間前のアレとかは事故じゃないよね」

「…………先輩、女は人の恋路を見て楽しむ生き物なんですよ、時には泣き、時には泣き、そして時には泣く」

「そんな異常性癖君だけだよ」

「先輩のドSっぷりも中々異常ですけどね」

「あははは♡」

「うふふふ☆」




「あらAさん」


うぇ？リヒテンちゃんじゃん。


「おー、どしたの？」


そいやもう夕方だっけ。


「あ、いえ……私の家、そこなので……」

ソコ。

ジュリアちゃんと同じマンション。


……………………ほぇー。言って。


「あー……って事は…………」

リヒテンちゃんがいるってことは…………


「…………貴様………何故居る………」

「チーズ君だーお久ー」

「きちんと名前を言わんか撃つぞ」

「やめてくださいバッシュさん」


マジでやらないで。君は常にマジだから。


「あっ、Aさん！今晩特に予定がなければうちで夕食食べていきませんか？」

「えっ、いいの！？」

「もちろんです！」

「待たんかリヒテンッ！！！」

「あら、どうしました兄様？」

「お前こいつを家にあげる気か？」

「ええ！Aさんはお姉さまも同然ですから！」

ちょっと待って同学年。

そして色々目覚めてるよこの子。

「僕もいいかな？」

「はあ！？」

「どうぞどうぞ♪」

「リヒテンーー！！！！」




「菊先輩は行かない？」

「いえ、私は遠慮しておきます。というか彼らはもういいんですか？」

「ん、飽きた」

「…………………………」

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