〜 最後の花火 〜 【 Daiki×kei 】

story　＃　30 ページ30

「 あっ(笑)大ちゃん！
　
　久しぶり〜♪元気だった？ 」






「 お〜(笑)伊野ちゃん！

　久しぶり♪元気・・だよ 」






「 ゆきちゃんも久しぶり(笑)

　あいかわらず仲がいいね〜♪ 」






「 また〜(笑)慧くんも元気だった？

　 あれ？・・・あなた・・は・・

　 初めまして・・・だよね？ 」






「 ・・・はい・・・ 」






突然目の前にあらわれた大貴くんに






頭の中が真っ白になって私に話しかけて






くれている言葉も・向けられる笑顔にも






うまく答えることができない・・






「 彼女は・・高校からの後輩で

　同じ大学の1年・・増田 A 」






上手く答えられていない私の代わりに






慧くんが答えてくれた






「 今どきめずらしいぐらいの

　純情ちゃんなの!・・あっ(笑)

　 可愛いからってAと

　仲良くしすぎると伊野ちゃんに

　怒られちゃうから・・大ちゃん

　気をつけて・・(笑) 」






「 ・・・光・・また名前呼び捨て

　大ちゃんは光みたなことしないし

　ゆきちゃんもいるし・・・ 」






「 ・・・ひで〜な(笑)

　どうせ俺はさみしい

　独り身ですよ〜(笑) 」






＋＋＋＋ ズキッ ＋＋＋＋






ゆきちゃんがいる・・・






クリスマスの時の２人の姿が






頭の中でフラッシュバックする






苦しい・・なんで・・神様は・・






私のことが嫌いなんですか・・？




・



・



・



どうしてまた・・大貴君に私を
　 会わせたんですか・・？









　

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