第五十三話 ページ33
貴方side
ｴﾚ「じゃあ、早速だけどお宅が欲しいものはなんだい？」
高杉「....薬が欲しい」
ｴﾚ「？？そんなものかい？僕はてっきり、人を差し出せとかそういうものかと思ってたよ」
高杉「人は足りてる。地球では作れる人が居ないからわざわざここまで来たんだ、滅多に他の星の奴らと関係を持とうとしない種族が、簡単にこの交渉に応じてくれるとは思ってなかったがなァ」
ｴﾚ「....こっちにも色々事情ってものがあるんだよ。だから、地球の人達とは仲良くしたいんだ〜」
高杉「ほォ」
ｴﾚ「そちらの条件は承った、どんな薬を作ればいいのかな？」
高杉「苦しみを和らげる薬」
ｴﾚ「.......それは誰に使うつもりだい？」
高杉「さぁな、お前がそれを知ったところでなにになる？」
ｴﾚ「僕の交渉条件に結びつく可能性があると言ったら？」
高杉「！！」
ｴﾚ「僕の交渉条件は、僕達と同じ黒鎌族のある女の子の情報が欲しい」
貴方『(私...の？)』
高杉「それはどういった理由だ」
ｴﾚ「心配なんだよ、ただそれだけ。だから地球人の高杉さんの話に応じた。勿論このことは上の偉い方も知ってる。単刀直入に言うよ？貴方は(人2)Aを知ってる？」
高杉「....あァ、知ってる」
ｴﾚ「本当！？」
高杉「小さい頃から知ってる。」
ｴﾚ「Aちゃんは元気にしてるかい！？」
高杉「無理することは多いがな。元気だ。」
ｴﾚ「そっか、良かった。その薬を要求したってことは、たまに苦しんでる姿を見てるってことでいいかな？」
高杉「あァ」
ｴﾚ「わかった！すぐに作ってくるから待っててくれ！あ、君はちょっと付いて来てくれるかい？荷物とか持って欲しいんだ」
貴方『(立ち上がる』
ｴﾚ「高杉さん！少し彼女借りて行くよ！」
エレインについて行くと、人影があった
？「おい、エレイン。ここに誰を入れた。」
ｴﾚ「今回交渉に来てくれている人の付添人！」
？「あれ程人を入れるなと言ったはずだ。」
ｴﾚ「いいじゃーん！早く調合して高杉くんにもっとAちゃんの事教えてもらわないと！」
？「！！そいつ(人1)の事知ってたのか」
ｴﾚ「そうなんだよ！僕もビックリしちゃってさ！どうだい？嬉しいだろ？ルイ」
ﾙｲ「...主の安否が確認できただけで充分」
貴方『(....ルイ)』
できるだけ、私という気配は消しているけど、使い魔だからいつ気付かれるか分からない。
ﾙｲ「おい、お前。俺についてこい」
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美闇 - 面白い！！期待です！！頑張ってください！ (2019年8月2日 21時) (
レス) id: c5a727c769 (このIDを非表示/違反報告)
瀬羅(プロフ) - 風華さん» コメントありがとうございます！更新頑張りますっ！！ (2017年12月27日 0時) (レス) id: bb16f82550 (このIDを非表示/違反報告)
風華 - とてもおもしろかったし何で真選組から連れ出して欲しかったのかが気になります！更新頑張ってくださいね！ (2017年12月25日 16時) (レス) id: 3c5562f198 (このIDを非表示/違反報告)
瀬羅(プロフ) - 心魄さん» 本当ですか！？ありがとうございます！！グダグダすると思いますが、頑張っていきます(*´-`) (2017年6月10日 20時) (レス) id: 16d65cbb8e (このIDを非表示/違反報告)
心魄 - 面白すぎですよね!これからも楽しみにしています(*^^*) (2017年6月10日 19時) (レス) id: 2a62238b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬羅 | 作成日時：2016年8月3日 0時
