最強を超えるチート。

高専にいる ページ42

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Aside

悟｢質問禁止！今から3人を、
高専に送る！｣

は！？

今、棘とパンダは引きずられている。

私は宙に浮いてるから、引きずられては
いない。

私とパンダと棘を一箇所に集めて、悟は
なんかよく分からん円を描き始めた。
話を聞けば、夏油は高専にいるんだとか

悟｢絶対！多分！間違いない！｣

パンダ｢どっちだよ！｣

悟｢とにかく！勘が当たれば真希と憂太
最悪死ぬ！2人を守れ！悪いが死守だ！｣

そんなの、答えは決まってるよ。


｢当たり前じゃん！｣

パンダ｢応！｣

棘｢しゃけ！｣


バァン！

一瞬見えた地面(アスファルト)。
そこにはクレーターが。
こういう所は規格外なんだよな〜。


高専に着いた。(正確には飛んだ)
今はそれなりに高い場所から落ちてる。

んで、高専には帳が下りている。

パンダ｢俺が帳に穴を開ける！
そのあとは最短で･･･｣

最短って何や？

そんなこと考えてたら、パンダがマジで
帳に穴を開けた。

ヤバい奴だな。

地面に着地する。

そのあと、パンダの｢最短｣の意味が
分かった。


だが、私は一つ謎だった。

呪霊達に“鏖殺”という命令を下し、
呪い合いをするのなら、なぜ新宿や
京都に行かないのだろうか。わざわざ
高専に来てまで何を･･･？



考えていくうちにその答えは浮かび
上がってきて、私は走る速度を上げた。

パンダが開けた穴、まっすぐで
よかった。


シィィィィ･･･

雷の呼吸･壱の型､霹靂一閃


ダン！

着いた。そこには･･･


血を流して倒れている真希。

腕がもげて気を失っているパンダ。

口から血を流し、倒れている棘。


その近くには夏油がいた。

｢夏油がやった｣

そう確信するのに、たくさんの時間は
必要なかった。

私は怒った。

｢術式展開･破壊殺羅針｣

私の顔には、昔罪人に入れられた刺青の
ような紋様が浮かび上がり、
足元には雪の結晶のような模様が。





乙骨side

高専の教室で椅子をプラプラしながら
天井を見る。

そのとき、大きな音がした。


外に出てみると、Aさん？

制服着てるし、でも、雰囲気が違う。
顔に刺青のような模様が浮かんでいた。

本当にあの人はAさんなのか？


｢Aさん！｣

そう叫ぶとAさんはこっちを見る｡

A｢憂太！｣

だが､Aさんの後ろには大刀を
振り上げた夏油がいた｡

｢Aさァーん！｣

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