143話 ページ16
「──で、急いで担いで医務室へ持って行ったんや」
数分前を思い出すようにオスマンが目を閉じながらそう締めくくった。
「あーーーー！！！そういや俺見たわ！オスマンがA持ってるとこ！！」
「あ、確かにゾムは見かけた気がするめぅ〜。……吹っ飛ばしちゃったけど」
「せやな、吹っ飛ばされたな俺」
だって急いどったんやもん。
ジト目でジィッと見てくるゾムに、てへぺろ☆とさながらJKの様に舌を出すオスマン。
「なんや、じゃあゾムはAの様子見とったん？」
「や、速すぎてよぉ見えんかった。多分アレ50m2秒くらいやないか」
「時速80kmやん！？」
そう言って、大先生がやばぁ…と目を丸くする。
「……ふ〜ん？80？へぇ〜……たまげたなぁ」
「80…80かぁ、なるほどね？はいはいはい。」
「え」
理系のショッピがクスクス笑うのを見て、メガネが温度差で割れるレベルで青ざめる大先生。
「…80やなかった系……？」
「あ〜…いやいや大先生が80と思うなら80なんちゃいます？ふふっ」
「めっちゃ煽るやんショッピくん」
嘲笑するショッピに、大先生が膝から崩れ落ちた。
「……それにしてもオスマン、相当動転しとったんやろなぁ。」
ふと、先程のことを思い返して居た様子のゾムが口を開いた。
視線が集まる。
「どういうことや？」
「いや〜どうしてか知らんけど、オスマンA肩車して半泣きで運んどったもんなぁ」
「ぶふっ」
なんやねんその状況！！！とツボるコネシマ。
マンちゃんそれマジ？と半笑いでひとらんが問うと、オスマンは照れ笑いしながら頷いた。
「パニクってしもて…景色ええ方がええんかなって」
「気絶しとるから見られへんやろw」
珍しいガバに一同爆笑したところで、待ち侘びたドアが開いた。
一斉に皆そちらの方を向く。
「あーーーっ………」
「ちょお前静かに」
「むぐむぐ…」
中から顔を出すペ神を見つけ、いつものテンションで叫ぼうとしたコネシマの口を背伸びして塞ぐロボロ。
「あ、ありがとロボロ。あとでご褒美(意味深)あげるな」
「いっ……！？いらへんいらへん」
夜医務室おいで、とニィッ…と笑ったペ神に、ロボロはガクガクと首を横に振った。
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774号（現在稼働中）(プロフ) - Nebelさん» もちろんです！掲載は遅くなってしまうかもしれませんが……ですが、リクエストを頂けるの、本当に嬉しいんです！いつもありがとうございます！！ (2022年8月19日 8時) (
レス) id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
774号（現在稼働中）(プロフ) - マロンさん» ぁ、コメント欄に天使様が……！(跪く)今日中には1話更新できると思うのでどうかお待ちください…！ (2022年8月19日 8時) (レス) id: a4d1e34ed0 (このIDを非表示/違反報告)
Nebel(プロフ) - ！？ 2つともリクエスト書いてくださるんですか！？本当にありがとうございます!！本当に4回目にもかかわらずリクエスト聞いてくださってありがとうございます！! (2022年8月19日 2時) (レス) @page40 id: ad724ae68b (このIDを非表示/違反報告)
マロン(プロフ) - リクエストを受けてくださるだけでありがたいです！いくらでも待ちますので、無理せず書いてくださいね (2022年8月19日 1時) (レス) @page40 id: 3bf4e7811a (このIDを非表示/違反報告)
774号（現在稼働中）(プロフ) - Nebelさん» 4回目!!!感涙です!!!もちろん、お受け致します!!!せっかくなので2つとも書いてしまいますね。マロン様のリクエストを書き終わったら直ぐ取り掛からせていただきます!! (2022年8月18日 11時) (レス) id: 982b5437b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：774号（現在稼働中） | 作者ホームページ：os復活！！うおぉおおおおおおおおおおおお！！！！
作成日時：2022年6月26日 21時
