風呂に入れ【宇髄天元】弐 ページ24
『…着替えました!雨宮A、風呂入ります!』
一人で何言ってんだ
一気に入ろうと思ったけど、流石に熱そうなのでちょっとずつ入ろう、うんそうしよう
『…熱っ!』
何これ、ナニコレェェ!前より熱くない!?ねぇ、皆もそう思うよね!?え、皆って誰…私ついにこの部屋に引っかかりすぎて頭おかしくなったか
やばい、熱い、ちょっと宇髄さんに助けてもらおう。うん、そうしよう、羽織取ってこよ…
『宇髄さん!助けてください!熱いです!こいつ!風呂!風呂って奴がすごい熱いです!』
「何だ?見て良いのか?」
『はい!大丈夫です!羽織着てるので!』
てか、まだ着替えてなかったんだね
「どれ」
そういって宇髄さんは風呂に手を入れた
「地味だな」
熱いのか熱くないのか教えてくれ!
「熱くねぇよ、こんくらい入れるだろ」
宇髄さんがそういった時私の体が浮いた
『え?』
「入るぞ!」
いつの間に着替えてるぅぅ!
『イヤァァァァ!いつ着替えたんですかぁ…!ゴフッ』
あ、言い忘れてたけど、今回の風呂、何故かでかい
「派手に騒ぎすぎだ、馬鹿野郎、水飲んじまったらどうすんだ」
『ガハッゴフッ…っはぁ…もう飲んじまいまし…ゴホッ』
「だから言っただろうが」
そう言いながら宇髄さんは私の背中を優しくさすってくれた。
いや、さりげなく体触ってんじゃねぇか!
『ゴホッ…すみません…私この部屋に引っかかるようになってからおかしくなりました』
「なら、俺がもっと派手におかしくしてやろうか」
『っは?』
そんな間抜けな声を出して状況を理解したのもつかの間、宇髄さんはいつの間にか私の目の前にいた。
鼻と鼻が当たってしまいそうなほど近く、その状況を理解する方が時間がかかった
この人は何をしようとしているのだろう、何でこんな近いのだろう。そんなことを考えていると、どんどん顔が近づいてきて、目と目が重なったと同時に唇に生暖かい何かが触れ、不意に目を瞑った
!?あいむあんだーすたん、でぃすいず接吻!
何してんのこの人!既婚者だよね?!おいこらぁ!
離れようとしたが、肩をがっしり掴まれて離れられなかった
『んっちょ、宇髄、さん』
「何だ」
『その…はっ恥ずかしいので…やめてください…それに、そんなこと、好いてもいない女にしないでください…』
そうだぞ、ただのやばい奴だと思われちゃうゾ
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リリア - 菜さん» 確かにww (2021年4月1日 22時) (レス) id: d7aea1f85d (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆみかん - 夢主が、義勇さんと錆兎とDキスする をつくってほしいですっ!(/>∀<\)キャァァお願いします! (2020年9月10日 16時) (レス) id: 8ebef6a95a (このIDを非表示/違反報告)
菜 - 伊之助の隊服って、上なくない…? (2020年6月28日 7時) (レス) id: 84127cae19 (このIDを非表示/違反報告)
mochi*(プロフ) - 時月月夜さん» 了解です! (2020年6月11日 17時) (レス) id: ebcbac2253 (このIDを非表示/違反報告)
時月月夜(プロフ) - mochi*さん» あの!リクエスト良いですか?善逸と炭治郎で夢主にDキス。取り合い?でも良いですよ!更新楽しみにしています! (2020年6月10日 21時) (レス) id: 82712ccb69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とまと x他1人 | 作成日時:2019年11月4日 23時