弐拾参 ページ24
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いつもどこかに影がかかっているような感じがして
いつまで経ってもスッキリしない
それでイライラしてしまって目覚めてすぐはよく怒っていた
そんなことしても解決しないとは分かっていてもそうでもしなきゃおかしくなりそうだった
そんな時に鬼殺隊に誘われたんだ
人に当たるのは申し訳ないなってずっと思ってたからちょうど良かったの
産「これからは柱として鬼殺隊を支えてくれないかな?」
初めはもちろん断ろうとした
こんな素性も分からず、ましてやイライラを無くすためだけに鬼を斬る私はみんなの上に立つ資格なんてない
でも恩人であるお館様の頼みを断る勇気は無くて
もやもやしたままみんなの前に立った
冨「A…っ」
錆「A…無事だったんだな」
わけのわからない出会いだったけど
いつまで経っても影の中にいる私を救ってくれたのは2人だった
もちろん行冥さん、天元さん、実弥さん、小芭内さん、蜜璃ちゃん、しのぶちゃん、無一郎さん、杏寿郎さん
みんなと過ごす日々も好きだけど
錆兎と義勇と過ごす時間が1番好きだった
2人は私の光だから
私にとっては錆兎と義勇が1番だから
だけど_____
『私は…なんなんだろう』
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作者名:すー | 作成日時:2021年10月18日 22時