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武道「((俺が直人から聞いた12年後の東京卍會は、ギャンブル、詐欺、暴行、殺人…何でもありの極悪集団だ。
本当にこの人が、あの極悪東卍の頭なのか?))
あの…マイキーくん」
マイキー「ん?」
武道「その……なんで、俺の事なんか気に入ったんすか?」
マイキー「くっだらねぇ質問。」
武道「あぁ…、すいません…」
マイキー「俺、10個上の兄貴がいてさ、
死んじまったんだけどね。
無鉄砲な人でさぁ、自分より全然強ぇ奴にも平気で喧嘩挑んじゃうの」
武道「へぇー!かっけぇ人だったんすね!」
マイキーの兄の話をなまえとドラケンは微笑みながら聞いていた。
マイキー「たけみっち、兄貴に似てる!」
武道「えっ、!そんなカッコよくねぇっすよ//!どこをどう見たら」
マイキー「確かにたけみっちみたくダサくねぇなぁ」
武道「それは酷いっす…」
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そして4人はちゃりを止め、土手の前に立ち、話している。
マイキー「今って、不良がだせぇって言われる時代だろ?
兄貴の時代はさぁ、この辺りにもすっげぇ数の暴走族がいてさ、その辺を直管コール鳴らして走ってた。
皆肩肘張ってさ、喧嘩ばっかして、でも自分のケツは自分で吹いて。そんな奴らがなんでダセェんだ?
だから俺が、不良の時代を作ってやる。
お前も着いてこい。
俺はお前が気に入った。花垣武道。」
ケン「喧嘩強ぇ奴なんていくらでもいんだよ。でもな、譲れねぇもんのためならどんな奴にも建付ける。
お前みたいな奴はそういねぇ」
『考えといてね、たけみっち。』
武道「……え、え…えぇ!?なまえちゃんも東卍なんすか…!?」
『あれ、言ってなかったっけ?』
武道「き、聞いてないっすよぉ!
((ま、まじかよ…こんな子が喧嘩できんの…?!))」
『あははっ、ごめんごめん』
と手を合わせ片目を閉じ舌をペロッと出すなまえ。
武道「っ// (か、可愛い…//) 」
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作者名:ゆっぴ | 作成日時:2021年7月26日 1時