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紅茶を飲んでいる時にふと思った。

確かに仕事は量としては多いけれど、時間がかかるものは少ない。

それなのに中原君が此処まで仕事を溜めているのは珍しかった。



「でも珍しいね。中原君がこんな山になるまで仕事溜め込むなんて。」

「…まァ、色々と気持ちがな。」

「気持ち?」



幹部ともなれば仕事量は私達の比ではない筈。

たまには仕事をやりたくないと思う時だってあるのだろうと一人で納得していると、隣から手前は何も分かってねェと云われる。



「悩んでたんだよ、手前の事で。」

「え?」

「手前がマフィアに戻って来て如何したらいいのか分からなかった。身勝手に振った身としては手前を傷つけちまったから寄りを戻す訳にはいかねェ、とか。

姐さんにも一度、橘には近付くなって云われてたしな。

でも本心はまだ俺の事を好きで居て欲しくて、俺も橘に好きだって云いたかった。嫌われたくない…、とかよ。」



それで仕事に手が付かなかった、と彼は云う。

そして、俺ってダセェな…、なんて自嘲気味に笑う彼は今にも泣いてしまいそうで。

実際泣く事は無いのだろうけど一人で考え込んでいた辛さは私にも伝わってきた。

彼の少し小柄で、でも逞しい身体を私の腕の中へと引き寄せ、そっと頭を撫でる。



「…なァA。」

「…なに?」

「俺の名前、呼んで。」

「大好きだよ、中也。」



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陽奈(プロフ) - やばいやばいやばいやばいです!!!!中原幹部も橘ちゃんも愛おしすぎて辛いです!!!!!!🥹 (3月17日 20時) (レス) @page46 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 赤面しすぎて、キュンキュンしすぎて苦しいです、笑。かっこいいだけじゃなくて、可愛い中也さん……最高でした! (1月31日 4時) (レス) id: 130df2b699 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - 今リアルの方が色々しんどくて嫌になりながら占ツク開いて主様のお話読んでたらもうこっちの世界幸せすぎて涙出てきました🥲素敵なお話ありがとうございます😭😭 (1月22日 19時) (レス) @page41 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この小説見て中也すきになりました。やばい。これ以上推しを増やしていいのだろうか… (1月4日 19時) (レス) @page7 id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あの、、なんかもう今年始まったばっかりだけど、1年分のキュンキュン使い果たした気がします😇💗 (1月4日 0時) (レス) @page32 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2023年12月9日 20時

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