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水が入ったグラスを持って戻ってきた中原幹部。

このままでは中原幹部も悪く云われてしまう。

謝ろうと口を開くが私の口は彼の手に覆われた。

そしてその水を躊躇いもなく女性の顔にかけた後、グラスを落とした。



「な、何をなさるのですか…!」

「水。取って来てやったぜ。酔いも冷めたろ?」

「っこのパーティの主催は私ですよ!?」

「だから何だ。くだんねェ催しに態々出向いてやってンだ。」

「くだらない…っ!?くだらないですって!?私に歯向かうつもり!!」

「その言葉、そっくりそのまま返すぜ。」



幹部、相当頭にきてる…。

普段は女性に手を出す事がない彼が殴る蹴るはしなくとも女性相手に言葉以外の何かをする事はなかった。



「確かに、こんな催しに首領が足を運ぶ必要も無かったな。橘、帰るぞ。」

「え…?あ、はい…。」



呆然と立ち尽くす私の肩には彼の上着が掛けられる。

見上げると優しく微笑まれる。



「まっ、待ちなさいよ!私にこんなっ…、こんな恥をかかせて承知しないわよ!!」

「そこで一人で喚いてろ。」



肩に手を回されて帰ろうと踵を返すと、お待ちください!と女性ではない男性の低い声が響いた。



「申し訳ありませんっ!我が娘の愚行をお許しください!!どうか…っ!」

「お父様!?何をされてるのですか!」

「お前も頭を下げなさい!この方がどのような方か、口を酸っぱくして教えた筈だ!」

「はあ…?」



女性は幹部の姿を捉えると目を見開いて徐々に身体が震え始めた。



「あ…、な、中原様…っ。」



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陽奈(プロフ) - やばいやばいやばいやばいです!!!!中原幹部も橘ちゃんも愛おしすぎて辛いです!!!!!!🥹 (3月17日 20時) (レス) @page46 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 赤面しすぎて、キュンキュンしすぎて苦しいです、笑。かっこいいだけじゃなくて、可愛い中也さん……最高でした! (1月31日 4時) (レス) id: 130df2b699 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - 今リアルの方が色々しんどくて嫌になりながら占ツク開いて主様のお話読んでたらもうこっちの世界幸せすぎて涙出てきました🥲素敵なお話ありがとうございます😭😭 (1月22日 19時) (レス) @page41 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この小説見て中也すきになりました。やばい。これ以上推しを増やしていいのだろうか… (1月4日 19時) (レス) @page7 id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あの、、なんかもう今年始まったばっかりだけど、1年分のキュンキュン使い果たした気がします😇💗 (1月4日 0時) (レス) @page32 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2023年12月9日 20時

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