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ため息をついた幹部はぼそりと呟く。
「格好良く居てェのに、お前の前だと調子狂う…。」
「幹部は普段から格好良いので大丈夫です。少し可愛くなる時がある位です。」
「そーいうとこなッ！！」
再び長い息を吐いて背凭れに背中を預ける幹部。
「……集中力切れた。」
「…初めからありました？」
「ちゅーとかしたら頑張れそう。」
にたりと笑う彼から私は顔を逸らした。
少しドキドキと鳴る鼓動を無視して云い放つ。
「そういう所が子供っぽいのでは？」
「……。」
「仕事はきっちりこなしてください。」
間延びした返事が返ってきて私は手元の書類に目を通していると、どすっと隣に腰を下ろした彼。
そして確認書類をテーブルに並べ、一枚の紙を手にして私の肩に寄り掛かった。
「…業務中ですが。」
「俺も。」
「…重いです。」
「うるっせ。」
確認し終えると判を押す。
新しい書類を手にして内容を確認。
これの繰り返し。
寄りかかられている私としては、一言で云うと邪魔。
「橘ー。」
「…。」
「橘ー？」
「……。」
「…A姐さん。」
「もう！しつこ、」
何度も呼ばれて痺れを切らした私は彼の方へと振り向いた。
それがいけなかった。
「ん、あんがと。」
「なっ…！」
とん、と触れた互いの唇。
思わず口を手で覆った。
振り返った先には彼の顔があって…、まるで私から彼にキスをしたみたいで…。
「橘からキス貰ったし今日の分はさっさと終わらせっか。」
「わっ、私はしてませんッ！」
「何だ？しただろ？実際、お前から。咎められる謂れはねェ筈だが？」
「っ…。」
「ごちそーさん。」
ぺろりと自身の唇を舐めて余裕な彼とは対照的に、赤くなる顔とバクバクと煩い胸に手を当てる私。
こんなに格好良いなんて、聞いてない…。
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陽奈(プロフ) - やばいやばいやばいやばいです！！！！中原幹部も橘ちゃんも愛おしすぎて辛いです！！！！！！🥹 (3月17日 20時) (
レス) @page46 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 赤面しすぎて、キュンキュンしすぎて苦しいです、笑。かっこいいだけじゃなくて、可愛い中也さん……最高でした！ (1月31日 4時) (レス) id: 130df2b699 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - 今リアルの方が色々しんどくて嫌になりながら占ツク開いて主様のお話読んでたらもうこっちの世界幸せすぎて涙出てきました🥲素敵なお話ありがとうございます😭😭 (1月22日 19時) (レス) @page41 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この小説見て中也すきになりました。やばい。これ以上推しを増やしていいのだろうか… (1月4日 19時) (レス) @page7 id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あの、、なんかもう今年始まったばっかりだけど、1年分のキュンキュン使い果たした気がします😇💗 (1月4日 0時) (レス) @page32 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2023年12月9日 20時
