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私が、遅れてしまいますと声を掛けると少し残念そうに写真を撮るのを止めた。
紅葉さんの後ろを付いて歩く。
「姐さん、今から出られるンですか。」
「面倒な会合にのう。Aも連れて行くが構わんか。」
「勿論です。その橘は何処に？」
「此処じゃ、此処。」
紅葉さんの前に出されて私の姿を捉えた彼の瞳は大きくなる。
何も云ってくれず不安になる。
「あの、変…ですか。」
「あ、いや…変、じゃねェよ…？」
「そう、ですか…。」
目を合わせてられなくて顔を逸らした私の手を掴んだ彼は頬を染めてしっかりと私と目を合わせた。
「似合ってる。綺麗だ、凄く…。」
「っ、有り難う、ございます…。」
「おう、」
照れくさくなって自由な手の袖で顔を隠す。
「そこまでじゃ。会合に遅れてしまうのでな。羨ましいじゃろうが中也よ、このAはやらぬ。」
「え…。」
くつくつと笑う紅葉さんに手を引かれて下で待っていた車に乗り込んで目的地まで、紅葉さんに散々と揶揄われた。
あとは、私は紅葉さんのであるという事も自覚しろと、説教を受けた。
誰かに必要とされるのはとても嬉しい。
心が温まる。
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陽奈(プロフ) - やばいやばいやばいやばいです！！！！中原幹部も橘ちゃんも愛おしすぎて辛いです！！！！！！🥹 (3月17日 20時) (
レス) @page46 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 赤面しすぎて、キュンキュンしすぎて苦しいです、笑。かっこいいだけじゃなくて、可愛い中也さん……最高でした！ (1月31日 4時) (レス) id: 130df2b699 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - 今リアルの方が色々しんどくて嫌になりながら占ツク開いて主様のお話読んでたらもうこっちの世界幸せすぎて涙出てきました🥲素敵なお話ありがとうございます😭😭 (1月22日 19時) (レス) @page41 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この小説見て中也すきになりました。やばい。これ以上推しを増やしていいのだろうか… (1月4日 19時) (レス) @page7 id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あの、、なんかもう今年始まったばっかりだけど、1年分のキュンキュン使い果たした気がします😇💗 (1月4日 0時) (レス) @page32 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2023年12月9日 20時
