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「今日の訓練、如何だった。」
「…地獄だった。」
「ははっ!運動苦手な手前が訓練受けるとはな。」
その訓練を受けた理由を告げると納得される。
中原君としてもその方がいいとの事で。
「もうあちこち筋肉痛で…。」
「首領が云ってたな。筋肉痛がその日や翌日に出るのはまだいいが、2日後や3日後にくると歳を感じるってな。」
「首領って普通のおじさんみたいな事云うんだ…。」
「あー、まァ、な…。」
中原君は横目に何かを思い出している様子だ。
首領とは挨拶を交わす程度でしっかりと話をした事が無いからどんな人なのか分からなかったけど、少し話がしてみたいと思った。
それにしても、筋肉痛が酷い。
腕を擦っていると横から、マッサージしてやろうかという甘い囁きが聞こえて私は飛びついた。
「お願いします!」
「…じゃあ寝ろ。」
「はい!」
床にうつ伏せれば背中に彼の手が当たってグッと押されて凄く気持ちがいい。
背中やら腕やらをマッサージしてもらって気持ち良さに浸っていた瞬間、身体はうつ伏せから仰向けへと転がった。
手は押さえられて中原君が私を見下ろす。
「云ったよな、警戒心持てって。」
「…え?」
そして上から甘いキスが降ってきた。
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陽奈(プロフ) - やばいやばいやばいやばいです!!!!中原幹部も橘ちゃんも愛おしすぎて辛いです!!!!!!🥹 (3月17日 20時) (レス) @page46 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
琉菜(プロフ) - 赤面しすぎて、キュンキュンしすぎて苦しいです、笑。かっこいいだけじゃなくて、可愛い中也さん……最高でした! (1月31日 4時) (レス) id: 130df2b699 (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - 今リアルの方が色々しんどくて嫌になりながら占ツク開いて主様のお話読んでたらもうこっちの世界幸せすぎて涙出てきました🥲素敵なお話ありがとうございます😭😭 (1月22日 19時) (レス) @page41 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - この小説見て中也すきになりました。やばい。これ以上推しを増やしていいのだろうか… (1月4日 19時) (レス) @page7 id: 536ced7b0d (このIDを非表示/違反報告)
陽奈(プロフ) - あの、、なんかもう今年始まったばっかりだけど、1年分のキュンキュン使い果たした気がします😇💗 (1月4日 0時) (レス) @page32 id: c0bc1d8a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:汎用うさぎ | 作成日時:2023年12月9日 20時