【イナズマイレブン】太陽が込めた願い (ページ2)

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51.久々の登場ページ2

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姉さんと一緒にエレベーターで呼ばれた場所へと向かい、戸が開くとタイミングよく、雷門理事長が姉さんの紹介をした所だった

「紹介しよう。新監督の吉良瞳子くんだ」

「「「ええ!?」」」

「ちょっとがっかりですね、理事長。監督がいないと何も出来ないお子様の集まりだったとは思いませんでした。

本当にこの子達に地球の未来が託せるんですか。彼らは一度、エイリア学園に負けているんですよ」

その言葉に一番早く反応したのは円堂だった

「だから勝つんです!一度負けた事は次の勝利に繋がるんです」

これだ。これが、円堂の目と勇気づける言葉

「頼もしいわね。でも私のサッカーは今までとは違うわよ。覚悟しておいて。さて、何そこでじっとしているの。貴方もこちらへ来なさい」

私はビクッと肩を跳ねらせてゆっくりと歩み寄る

当然、私がここにいるなんて場違いだし何より、あの三人とは少し気まずいというかなんというか

「な、鳴上…!?」

「や、やあ円堂。とりあえずはFF優勝おめでとう。まさか、本当にあの世宇子に勝つとは思わなかったよ」

「なんで鳴上がここにいんだよ!!」

「学校にも来てなかったっス!」

「待て、染岡、壁山。鳴上の事だ。何か訳があったんだ」

擁護してくれる円堂だけど、あいにく、私はそんな芯の通った人間じゃない

そんな事は、私自身、一番よく知ってる

「鳴上。訳を、話してくれるか」

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