第五話 ページ6
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「お注ぎしますね。」
「おお。すまないな。神威よ、こんな別嬪をどこで見つけた。」
「地球で拾いました。」
私は猫か！
アホ提督のグラスにワインを注ぎ入れる。
神威とアホ提督との距離はかなり離れていて、しかも神威の前には積み重ねられた皿の山。
二人で何かを話しているが私にはその内容はさっぱり分からない。
「アホ…阿呆提督もご存知でしょう。吉原の話。彼女はこれでも高級遊女ですよ。」
「何っ！？それは本当か！？」
「は、はい。以前は吉原に。」
段々と話が逸れていってる気がするのだけど、私はその事に関しては何も知らない。
というよりも、まずは神威が宇宙海賊だと言うことをさっき知ったばかりだし。
「それで？いくらした。」
「そこはあえて秘密です。」
次々と食事を口に放り込む神威。
お前の腹は一体どうなってるんだ。
パンッと手を合わせて 「ごちそうさまでした〜。」と席を立つ神威に目で合図を送られる。
そんな神威にアホ提督は
まだ話が終わってない。何のためにお前を呼んだと思っている。と言う。
「ご飯奢ってくれたんじゃないんですか？」
先々とドアの前に立ち、私を待つ。
私はアホ提督に一礼。
「あ、失礼しました。アホ提督殿。」
「誰がアホ提督だっ！！」
「A。違う。アホ…阿呆提督だヨ。」
「あ、今言ったな！微かに言ったな！」
行くよ、と言う神威の背中を追いかける。
それよりも阿呆提督だったんだ。神威はアホ提督って言ってたから本当にアホ提督なのかと思ってた。
ま、どっちにしたって変わらないけどね。
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ゆる - 面白かったです！！神威可愛いなー(ﾉ≧▽≦)ﾉ (2020年5月13日 11時) (
レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
りなりー - かわいい、カワイイ、ｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!キュンキュンしました。大好き！ (2020年5月1日 1時) (レス) id: 6dff351985 (このIDを非表示/違反報告)
矮俚好 - うわ、うわ、うわ、うわ！(訳:最高！神！とりあえず……最高！)←伝われ(願望) (2018年1月11日 20時) (レス) id: a1d4539828 (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - 面白かったよ、これからも頑張ってねー。(/・ω・)/ (2017年8月21日 5時) (レス) id: dd49ad89fc (このIDを非表示/違反報告)
汎用うさぎ(プロフ) - いちごミルクさん» 読んでいただき、ありがとうございました！ (2017年8月3日 10時) (レス) id: 8e8f377fcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汎用うさぎ
| 作成日時：2017年5月10日 22時
