年下のあの子 (ページ5)

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今日は球技大会。3年生は受験だからないんだけど、
1年生の5組と2年生の5組がおんなじチームなんだ。

私は球技が得意ではない。困ったもんだ。
私はバレーに参加するのだが、ほんとにやる気が出ない。サボりたいくらいだ。

拓哉｢ゆうさ、バレーできるん？(笑)｣

ゆう｢何でそんなこと言うん～！！保健室行こうかな！どうしよう！！拓哉は自分がサッカー出来るからって調子乗んなよ～！！！｣

拓哉｢サッカーしてる姿見にきてや！！応援もしてほしいし！！！｣

ゆう｢まあ、ええけどさ！終わったら行くわ！！決勝まで行ってや～～！！！｣

まさか、本当に決勝まで行くとは思わなかった。

ゆう｢拓哉～～～！！！ちゃんと来たで！！バレーボロ負けやったし(笑)｣

拓哉｢ゆう！！！待ってた！今から始まるで！｣

球技大会は1年生とも一緒なので拓哉のチームには琉巧くんもいた。

ゆう｢あっ！！琉巧くんもおるやん！！琉巧くん！！！！頑張って！！！｣

琉巧｢ありがとう！！頑張ります！！｣

拓哉｢なんで琉巧だけ応援すんねん！！！俺も応援してや(笑)｣

ゆう｢だって、琉巧くんは可愛い可愛い後輩やもん！！！！！｣

この時はそう思っていた。