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拓哉side
あかん、、琉巧がどんどんゆうにアピールしだして、俺、何もしてないやん。
俺、どうしたらいいんやろ。
未だに解決策が見つかっていないでいると、廊下から
琉巧「それはゆうちゃんに一目惚れしたからやで!」
頭が真っ白になった。どうすればいいのか全く分からなくなった。
恥ずかしそうに自分の席に戻ってきたゆうのことを見れなかった。怖かった。
俺じゃない奴の言葉でゆうが照れてる事実を認めたくなかったんだ。
俺とゆうは高校の入学式て出会った。
俺も一目惚れだった。
ゆうが気になっていた俺はグイグイ話しかけた。
引かれるかなと思ったけど、ゆうは優しくて、一切嫌な顔せずに俺の話を聞いてくれた。
仲良くなるのに、時間は必要なかった。
2人で遊びに行ったり、うちで勉強会だってしたことあった。
でも、思い上がっていたのは俺だけだったのかな?
そんなことを考えて受けた古典の授業。
いつもなら眠たいという睡魔が勝つのに、今日は目が開いていた。
そして古典の後の休み時間もボケーッとしてると、
ゆうが俺の前に来た。
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作者名:よいちゃん | 作成日時:2020年4月28日 14時