10関わるな ページ10
トントンの言葉の後しばらく沈黙が続いた。
僕はこいつらをどうしたいとも考えないしから何も言うことが無い。
なのに何をしろと言うのだ。
一瞬の沈黙。
でも、その沈黙の間にどんどん人が寄って来た。
それもそうか。
生徒会と(顔だけ)イケメンが廊下で一緒に喋っているのだから。
周りからは
mb｢もしかして告白！？｣
などの声が聞こえてくる。
こんな奴らに告白されたら僕はどうすればいいんだよ。
断るけど。
pkt｢場所変えようか〜｣
gr｢そうだな、屋上にでも行くか。｣
ぴくとはこいつらが絶対に引かないと思ったのだろう。
確かに僕も、話すにしても話さないにしても此処に居たくない。
｢とりあえずオスマン。
手を離せ。｣
そう言うとオスマンは素直に離してくれた。
腕の裾を少しめくり見てみると、やはり赤くなっていた。
謝れよ、お前。
僕は此処の世界に来てポーカーフェースが上手くなったと思う。
今も嫌な顔一つしていないと思うからね。
pkt｢じゃあ行こうか〜｣
ぴくとの｢ザ･帰れ｣感を出した言い方に思わず笑ってしまう。
僕が笑うことに驚いたのか、めっちゃこっちを見てくる。
キモいからこっち見んな。
そう考えながら、ショッピとコネシマの間をキープして屋上へ向かった。
｢聞いてやろう。
何の話だ？
つまらなかったらすぐ帰るがな。｣
ドアをわざと雑に閉めてから彼等に言ってあげる。
少しビクッとしたのが面白いｗ
こいつらのこんな姿が見れたのなら、此処に来て良かったかなｗ
tn｢謝るのも、勿論や。
でも、もう一つある。
生徒会に入れて欲しい。｣
トントンがそう言うと、後ろで二人も頷く。
なるほどね。
生徒会の権力は絶対。
その生徒会に入るには現生徒会長からの許可を貰う、または選挙を行うことが必要になる。
前者はそのままの意味だ。
ぴくとから許可を貰えばいい。
でも後者になると、ぴくととこいつらで生徒会長の座を争う必要がある。
つまり、生徒会からぴくとが居なくなる可能性が出て来るのだ。
pkt｢俺は嫌だよ〜
関わらないで欲しいし。
昔から君達は変わらないね〜
Aの気持ち、考えないところとかさ。｣
まぁ、断ってくれた。
ぴくとは自分のリスクより僕の方を優先してくれる。
本当にいい上司を持ったな。
shp｢もしグルッペンさん達が生徒会に入るのなら、
俺達は生徒会を降ります。｣
そう言いながら、ショッピはこっちを見てくる。
勿論僕の答えは、Yesとはい、しか無いけどな。
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泣虫 - 泣かせっんといてっやぁ…くそぉ…枕ビッショビショやんけぇ (2022年10月16日 13時) (
レス) id: 8f8400f448 (このIDを非表示/違反報告)
とぉと(プロフ) - 因幡さん» ありがとうございます！是非続編見てください！ (2021年2月28日 1時) (レス) id: 0f530ae9f6 (このIDを非表示/違反報告)
とぉと(プロフ) - 新紅葉団子さん» 紅葉団子さーーーん！！！！！いつもありがとうございます！心から大好きです！今更ですが更新頑張ったので是非見てください (2021年2月28日 1時) (レス) id: 0f530ae9f6 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - 続き楽しみにしてます (2020年4月12日 4時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
新紅葉団子 - こんにちは！データ消えた新紅葉団子でスゥー更新頑張ってください！ (2020年2月16日 9時) (レス) id: 59fbe4bf10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぉと x他1人 | 作成日時：2019年12月9日 19時
