7朝から ページ7
何で此処に居るのだろうか？
お母さんは相変わらず笑顔で僕のことを見てくる。
mt｢さぁご飯よ。｣
そう言われダイニングテーブルに座る。
そうするとお母さんは僕の前にフレンチトーストと紅茶を置いてくれた。
｢お母さん、仕事は？｣
mt｢A最近倒れたじゃない。
お母さん、あれが凄い寂しくて。
それにお母さん何もしてあげれ無かった。
だから少しでも一緒に居たいと思って。
そうすれば何かしらはしてあげられるでしょ？
お父さんは無理矢理仕事にもう行かせたけどね。
だってお父さん今大切な時期だもの。｣
そう言いながらウィンクする姿はとても可愛らしい。
まだお母さんもかなり若いからな。様になっている。
｢ありがとう。｣
mt｢さぁお食べ！｣
久しぶりに食べた人に作って貰ったご飯は自分で作るものよりも美味しかった。
フレンチトースト、僕は良く焦がしているからなおさらね。
｢ご馳走様。｣
ペロッと食べ終え席を立つ。
お母さんありがとう。
今はもう仕事に出て行っているから、心の中でお礼を言う。
僕の為にぎりぎりまで此処に居てくれた。
こんな愛されて幸せだな。
制服に着替え、髪を整えるとお母さんが作ってくれた弁当を鞄に入れる。
鞄に入れる前に弁当を少し覗くと、僕が大好きな卵焼きが入っていた。
嬉しすぎる、これは。
歯を磨き終わった時チャイムが鳴った。
こんな朝早くに近所迷惑を考えずにチャイムを鳴らす奴は二人しか居ない。
｢朝早くから煩いな。
家までお前らの声響いてたよ？｣
pkt｢ごめんってｗ
早く一緒に行こうよ〜｣
｢ちょっと待っててくれ。｣
ぴくとにそう言うと鞄を持って来てから、ドアの鍵を閉める。
その間にも、こいつらの声が近所に響き渡っている。
｢もう行くよ。
あとボリューム下げろ、特にコネシマ。｣
kn｢エエー！｣
shp｢コネシマさん煩いっす。｣
ショッピは本当に出来た後輩だな。
もっと言ってやっていいよ。
結局声のボリュームは下がらないまま、住宅街を歩いて行く。
pkt｢でね、昨日ショッピがshp｢ぴくとさん言わないでください！｣｣
kn｢俺らにポエム送って来てんｗ
読んだろか？｣
shp｢コネシマさん殺す｣
｢遠慮しとくよｗ｣
僕の知らない出来事を沢山教えてくれるこいつらは一緒に居て楽しい。
話は尽きないし、ずっとみんなで笑ってる。
僕達が校門をくぐった時に聞こえるキンとする声があまり気にならなかったくらい楽しかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 272人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
泣虫 - 泣かせっんといてっやぁ…くそぉ…枕ビッショビショやんけぇ (2022年10月16日 13時) (
レス) id: 8f8400f448 (このIDを非表示/違反報告)
とぉと(プロフ) - 因幡さん» ありがとうございます！是非続編見てください！ (2021年2月28日 1時) (レス) id: 0f530ae9f6 (このIDを非表示/違反報告)
とぉと(プロフ) - 新紅葉団子さん» 紅葉団子さーーーん！！！！！いつもありがとうございます！心から大好きです！今更ですが更新頑張ったので是非見てください (2021年2月28日 1時) (レス) id: 0f530ae9f6 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - 続き楽しみにしてます (2020年4月12日 4時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
新紅葉団子 - こんにちは！データ消えた新紅葉団子でスゥー更新頑張ってください！ (2020年2月16日 9時) (レス) id: 59fbe4bf10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とぉと x他1人 | 作成日時：2019年12月9日 19時
